ごあいさつ

病院に「生きづらい科」はありません。ってことは、特効薬もエビデンスの確立した情報もありません。自分の生きづらさは自分でどうにかするしかないのです。「いきづらいいとも!」があなたの生きづらさ解消の手がかりになれれば幸いです。

あなたの生きづらさが、誰かの生きづらさ解消につながります。吐き出すだけでも軽くなります。ぜひ「あなたの生きづらさ」をお寄せ下さい。

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23年しびれ続けて分かった。坐骨神経痛の原因はヘルニアではない。慢性痛には薬も治療も病院も整骨院もいらない。

坐骨神経痛の原因はヘルニアではない。慢性痛には薬も治療も病院も整骨院もいらない。の記事のアイキャッチ画像 健康

どうも、坐骨神経痛の慢性的な腰から足先までの鈍いしびれが治ってきてる、鈴木やすむ41歳です。

18の夏、腰にピリッと違和感を感じてから早23年、ついにここにきてかなり症状が改善しています。

どうやら、坐骨神経痛(原因不明の慢性の痛み)の本質をつかんだようです。

ちなみに、私自身ヘルニアの診断をされてますが、ヘルニアに対する治療は一切してません。

坐骨神経痛や慢性症状については書きたいことが山ほどあるのですが、書こうとするたび「完治させて治し方を書きたい!」という想いがムクムクと湧いてきてうまく整理できませんでした。

ここ数年は「痛くて辛くてどうしようもない!」という最もひどい状態から徐々に脱して、もしからしたら治るかもってぐらいのいい状態になってきてるので、なおさらそんな気持ちになるんですが、そんなことで悶々としていても誰のためにもならん!

ということで、「完治までの道のり」みたいなきれいなまとめ記事にはなりませんが、これまでの様々なアプローチから見えてきた、克服のために重要であろうポイントを、ベテラン坐骨神経痛患者の現実として整理しました。

よくある、そのへんの情報を切り貼りした記事ではありません。

決定的な「こうすれば治る!」ではなく、「理解すべきこと」が書いてあります。

私の経験から、原因不明の慢性症状は、まずとにかく「理解すること」が一番です。

文中にも本のリンクを貼ってますが、文末に、この記事の考え方にたどり着く参考になった本をズラーッっと並べておきますので、ぜひ記事とあわせて気になる本をどんどん読んでみて下さい。

まずは慢性痛治療のパラダイムシフト的な坐骨神経痛患者必読の書

もう20年ぐらい前の本なので、ご存知の方も多いと思いますが、ニューヨーク大学医学部教授のジョン・E. サーノ博士の書いた本です。

【サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療】

ひと言で言えば「体の痛みの原因は心にあり、それを理解すれば治る」という内容になります。

読んだことのない人は、まぁとにかく読んで下さい。

ええ、読んで下さい。

うん、だから読んで下さいって。

なぜそんなに読ませようとするのかって?

それは・・・、読むだけで治るかもしれないからです!

本国アメリカで、実際に「読むだけで治った!」と口コミで話題になり、テレビで特集が組まれたら、今度は「見るだけで治った!!」という声が続出したという、クリビツな本なのです。

で、日本だとどうなのよ?って、アマゾンのレビュー見て下さい。

サーノ博士のヒーリング・バックペインのアマゾンレビュー画像

アマゾンのレビューへのリンク

サクラと疑ってみても疑いきれないぐらいの治ったレビューがあります。

何を隠そう、私も治ったうちの一人なのです!!

一日だけ。

途中まで読んでたある日、不自然なぐらい自然に、痛みはおろか常に抱えるうっすらとしたしびれの違和感や、力が入らない感じも、きれいに消えたのです。

ええ、一日だけ。

なぜ一日だけだったのか謎ですが、たとえそれがプラシーボ効果だったとしても、サーノ博士の言う「体の痛みは体のせい(だけ)ではない」ことを受け入れるには充分な体験でした。

読んだことあるけどなんの変化もなかったって人、もう一回読んでみて下さい。

治る約束なんかできませんけど、最初に読んだ時とまた違う理解ができたりして、必ずやあなたの心身によい影響を及ぼすはずです。

心と体をつなぐ神経。肉体と精神はひとつだがそれぞれの役割がある。

心身一如(しんしんいちにょ)。

肉体と精神はひとつだという東洋医学の考え方です。

よく、西洋医学と東洋医学、どちらが正しい?みたいな議論がありますが、どちらが正しくてどちらが間違いというものではありません。

「あなたと私のどっちが完璧な人間?」って言ってるようなもので、ココが間違ってる!東洋医学なんてインチキだ!とか、あーだこーだ言うものでなく、納得できるもの、効果のあったもの、副作用の少ないものなど、(こういう時代ですから自分で調べて学んで)自分で都度判断すればいいだけのことです。

昨今、エビデンスエビデンスで、科学的な根拠がなければ信用しませんよってのが世の流れですが、個人的には「どんだけおごってんだよ人間」と思ってます。

もちろんそれはそれで信頼感はあるし、ガンガン参考にもしますけど、科学で証明できない正解なんかいくらでもあるはずです。

やすむ
やすむ

証明できないけど

で、心身一如。

ひとつはひとつだと思います。

でもやっぱり、体があって、心があって、その橋渡し役が神経って感じで、それぞれちがう役割があります。

そのバランスが取れて、なんの不調も感じない状態が「健康」です。

サーノ博士は、心一本ですべて押し切っていますが、様々な角度から見ていくことは必要だと私は思っています。

え?

あ、ハイ。私は博士ではなく、ただの受付のおじさんです。

実践ダウンシフト!納期や成果物を求められない働き方へ。生きづらいアラフォーダウンシフターのお仕事
高校中退、手に職なしの妻子あり(娘7歳、息子3歳)、鈴木やすむ40歳です。※年齢は記事初出の2017年9月時二ヶ月半ほどの無職期間を経て、この度ようやく職にありつけました。前職のWEBコンサルタント見習いから、ビルの受付のお...

体の形が全く同じ二人がいて、A作さんは全く痛くなくても、B作さんは痛い

例えばの話、体の形が全く同じで、腰椎からヘルニアが飛び出してる(けどそれを知らない)二人がいるとします。

A作さんは、ヘルニアが神経に触れるか触れないかの状態でも、痛みやしびれを感じます。

B作さんは、同じ状態でも全く痛みもしびれも感じません。

A作さんは、神経が過敏で、わずかな刺激も痛みやしびれと感じ取ってしまい、その信号で脳が痛みを発するのかもしれません。

B作さんは、毎日が充実していて心が満たされいるうえ、趣味のスポーツのおかげで痛みもしびれも感じないのかもしれません。

ある日、B作さんは自分にヘルニアがあることを知りました。

するといつの頃からか、腰に痛みを感じるようになりました。

ってことだと思うんです。

「体」と「心(脳)」と「神経」の状態の変化によって、症状も変化する。

なので、全てがパーフェクトの状態でなくても、例えば「心(脳)」の状態がものすごくよくなれば、痛みを感じなくなる(治る)し、体が適切な状態を保てていれば(ヘルニアがあっても)症状は出ない。

サーノ博士の場合は心(脳)だけにアプローチして、心だけが突出して「すごくいい状態」になることで治る(症状が出なくなる)。

って感じで、どれかひとつだけがよくなって治ることも充分あるワケです。

そう考えると、サーノ博士のように、「心さえ変わればいい!」って医者もいるし、「骨格さえ治せば大丈夫!」って整体師もいるし、はたまた「とにかく神経や筋肉の働きを整えれば治る」って鍼灸師もいて、実際それぞれの業界に名医がいたりゴッドハンドがいるって状況が、逆に当たり前のように感じられます。

ホメオスタシス(生体恒常性)は健康を維持する身体機能ではない

ホメオスタシス(生体恒常性)と聞くと、体温をキープするとか、血圧を一定の範囲でコントロールするとか、なんとなく、ほっといても健康を維持してくれる体の機能だと思ってる人が多いんじゃないでしょうか?

解釈の違いともいえるかもしれませんが、「常に “今” をキープしようとする働き」の方がより的確です。

つまり、よい状態をキープしてくれることもあれば、悪い状態をキープしてしまうこともあるということ。

生活習慣による心身の不調なんかは、ホメオスタシスの悪い方の影響が出ているケースが多いワケです。

子供の頃はそんなことなかったのに、いつの頃から猫背になってる。

猫背度合いを三段階として考えてみましょう。

何かしらの影響(それこそ無意識の生活習慣)で、猫背レベル0だった人が「この方が楽だな」と感じるようになってきて、猫背レベル1の姿勢を取ることが多くなってきます。

そうすると、徐々に猫背レベル1が標準になっていく。

つまり、基準が0から1にズレていくってこと。

基準がスライドしながらどんどん楽な方向に変化してっちゃう。

そうやって、徐々に徐々に猫背レベル1が2になり3になると、今度は、楽だと感じていた猫背の姿勢によって、「肩こり」や「首痛」という別の不調が出てきたりするワケです。

大きく見れば、「猫背が楽」と感じ始めたところで、すでに何かしら体のバランスが崩れてるんだけど、それ自体が正されるワケではなく、「猫背になると楽になる」というそれこそ楽な方向に流されてしまうのが脳であり、本来のホメオスタシスだということです。

常に現在を基準にして、一定の範囲でよい方向へも悪い方向へも変化し続ける。

人間が本能のおもむくままに生きて、動物のように体を動かすことが自然だった時代であれば、ホメオスタシス=健康を維持するという理解だけでも通用したのかもしれません。

人間が不自然なこをすればするほど、ホメオスタシスの悪影響は増えていくことでしょう。

ちなみに心が「変化をきらう(なんとなくでガラケーからスマホに変えないとか、知らないお店よりいつもの店でいいやとか)」のも、ホメオスタシスの働きによるものです。

そんなホメオスタシスを正しく理解していれば防げる不調はたくさんある

ホメオスタシスを正しく理解しておけば、防げる不調はたくさんあるはずです。

シンプルにいえば、悪い習慣をやめて、よい習慣を続けること。

言うのは簡単ですが、長く生きれば生きるほど難しいことです。

ホメオスタシスは、無意識的かつ楽な方向に動く上、続ければ続けるだけその方向へ変化し続けるのです。

今、いい例えが浮かびました!

いったん悪い方向へ動き出したホメオスタシスの働きをよい方向へ変えるということは、

「流れるプールを逆方向に泳ぎ続けるようなもの」です!!

無意識で楽だから続けてきてしまったものを、意識して正すというのは、相当なる根性が必要になります。

そして、たとえそれができていたとしても、突然体調がよくなったり不調が明らかに消えたり、分かりやすく結果が実感できるとは限りません。

それこそ習慣。

正しく理解をして、まずは「悪い習慣を続けないようにする習慣」をつけるってことが必要です。

さらには、良い習慣は、やらないと気持ち悪いぐらいになるまで意識的に続けていく。

結局なんかよくある話っぽくなっちゃってますけど、本質ってそういうもんなのかもしれません。

この辺を、若いうちから理解してマスターしてしまえば最強ってことです。

そう考えると「保健」の授業も、これまでのような体育のおまけでなく、独立させて必修科目にするぐらいしてもいいのかもしれません。

「公共」より「ヒップホップダンス」より「政治」と「お金」を義務教育で必修科目にしようや
どうも、祖父が都内の総合病院の創設者&院長だったというのにツルッと高校中退、鈴木やすむです。いつからか、ただ生きることに悩みや苦しみがお得なセットになってついてくるようになったわが祖国ニッポン。理由は山ほどあるんでしょうけど...

いかに若いうちから、本質的な部分を下地にしてあげられるかってのが教育かと。

坐骨神経痛と足の指のあやしい関係

さて、話は少し変わります。

なんだか理屈ばかりこねくり回してますが、この23年の間、いわゆる治療的なものも数々試してきました。

整形外科、整体、鍼、投薬などなど、効果は様々ですが、今こうして治っていない現実が答えです。

慢性症状ってのは生活習慣からくるもので、生活習慣病は本来治療をして治すものではなく、生活習慣を正すことで症状が出ないように戻していくべきなのです。

なので、治療で治ればラッキーだと思いましょう。

本もたくさん読みました、ってゆーか今も読んでます。

ネットでも情報収集します。

そんな中で、「コレなんか相当影響あるっぽくね?」と思えるのが、足の指。

坐骨神経ってのは、腰椎から出て股関節を通り、足の指先まで伸びている神経です。

なので、腰の辺りで感じている神経の刺激でも、足の指先までしびれがでます。

坐骨神経痛は、左右どちらか片側に症状が出ることがほとんどで、このことから、「体の左右のバランスの変化」が原因のうちのひとつにはなっているといえます。

バランスの悪化が、症状の出ていない方の足にあるという考え方。

現代の、「靴をはく」という生活習慣によって、足の指先(重要な末端の神経)がうまく機能しなくなり、というより、働かなくても済む神経が出てきてしまい、それが慢性化する。

やすむ
やすむ

脳はすぐに楽をするからな!

そして、働いていない神経が出てきた分、反対側の足の負担が増え、神経への過度な刺激につながると。

これが無意識に少しずつ変化していくワケで、予防っていわれてもなかなか難しいですね。

つまり、症状の出ている方の腰や足をいくら治療しても、逆の足のサボっている神経、もっというと、逆の足がサボる原因を突き止めて、そこを押さえていかない限り、その場しのぎにしかなりません。

で、逆の足がサボる原因で疑わしいのが、「靴」となるワケです。

靴の選び方とか履き方とか足のケアとか。

よくいうことですけど、人の足は靴を履くようにはできていないってこと。

とはいえ私自身、正直、足のためだけに靴を選んだり、脱ぎ履きする度にヒモをほどいたりキツくしたりとかまでやってられません。

でも仕事用は機能性重視!

疲れないビジネスシューズ【テクシーリュクスのレビュー】足が疲れにくい上にパッと見ダサくなくて断然安いのがコレ。警備員とか立ち仕事におすすめの本革靴
どうも、手に職なしの妻子あり、アラフォー鈴木やすむです。今はなんとか、ビルの受付係に落ち着いています。警備員ではなくて、受付。いわゆるひとつのレセプションなので、制服に制帽というスタイルではなくスーツです。スーツですから革靴。いわゆるひとつのビジネスシューズになります。それがま~、足疲れる。

で、そんなことを考えている時にこの本を読みました。

【足指をまげるだけで腰痛は治る!】

この類の本って無数にあって、どれを信じればいいのか分からんって感じですが、これはもう読み漁るしかありません。

10冊に1冊ぐらいは、効果のありそうな本に出会えます。

この本の足指トレーニングをまず二週間ほど続けてみたところ、なかなか明確に症状が軽くなりました。

今も続けてまして、日によって波はありますが、長期的にみてよい方向に向かっていると思います。

足の指や手の指という末端の神経は、慢性症状において決定的な解消にはならずとも、非常に重要度の高い部分といえます。

根治にこだわらず気にならなければOKとする

さて、ここまでの内容からしても、抱えている慢性症状が完璧に解消して元の状態に戻るということは、まずないといってもいいかもしれません。

身体全体として考えて、そもそも20年前の状態に戻るワケがないですよね。

だからといって、すべてあきらめて途方に暮れることもありません。

痛みやしびれが完全に消えなくても、わずらわされる時間や程度が少しでも減れば気分がよくなるし、実際、仕事でも趣味でも集中度が明らかに上がります。

完治にこだわること自体がメンタル面の悪い生活習慣となり、また新たなストレスを生み出します。

改善に目を向けましょう。

「まだ痛みがある」ではなく「こんなによくなった!」です。

私自身、まだまだ痛みやしびれが気になることも多いですが、最もひどかった頃と比べたら雲泥の差です。

足指のトレーニングがいいのか、五年十年に渡って食生活や栄養に気を使っている成果(※過剰にやる必要はないかもしれませんが、毎日コンビニ食みたいな生活してれば、ここまで書いてきたことも効果が出にくいかもしれません)なのか、早寝早起きやムリのない仕事への転職など、ストレスを溜めない生活がいいのか、すべてが複合的にいい方向に働いているのか、正確な判断はつきませんが、心身によいと思えることを地道に続けていくことで、この先も、自分の坐骨神経痛の症状が少しでも軽くなることを願いつつ。

じゃ、バイナラーッ!!

あ、お約束どおり、以下関連書籍です。

慢性症状の理解を深めるためのお役立ち本たち

▼まずはとにかくコレ読んで下さい。

▼ヒーリング・バックペインをやさしく解説した感じの本。CD付もありますが、しばらく続けると「聴き続けても治らない!」的なストレスになってくるので、本だけで充分です。

▼慢性腰痛を治した患者さん本人の闘病記。痛みが体だけからでないことがリアルに伝わります。他人事ながら、治っていくあたりの晴れやかさに涙がチョチョ切れます。

▼作家夏樹静子さんの慢性腰痛を治した医師の本。クリニックが葛飾区四つ木にあり、私自身二年ほど治療を続けました。抗うつ薬による治療で、一定の効果はありました。

▼腰痛や慢性痛の本ではありませんが、脳のクセみたいなものがよく分かります。この方の本はどれも読みやすく「ほ~」ってなるのでオススメ。

▼脳科学者の方の本。若干トンデモ感漂う著者でアレですが、(個人的には信じられる部分も多く)都合よく信じて実践してます。ざっくりレビューはこちら→ 苫米地英人氏にマインドコントロールされてみる

▼腹落ちする内容が多く、脳にいい刺激を与えられていることが実感できる。日記をつければすぐにどんどん治るってものではありません。

▼サッカーの久保竜彦のインタビューがなかなかリアル(著者の指導で長期間試合に出られないほどの慢性腰痛を解消)。指だけで立ってます。

▼筋肉と骨格の位置をざっくり知って、動きに応じて働く筋肉に触れながら自分で動かすことで、イメージと実際の動きを結びつける感じ。劇的なものではないが、かんたんだし習慣にすればなにかしらいい効果がありそう。

▼炎症が微細な毛細血管(モヤモヤ血管)を作り出し、それが慢性痛の原因になるという考え。この類の本では珍しくサーノ博士の理論に懐疑的な記述あり。要は心だけではないと。

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