死ぬまで働く「ただ生きてるだけ」の人になってません?

生きづらさ

欲求のままに生きていてはもちろん、テレビやネットニュースでちょっと知りかじった情報に頼るだけでは、健康に生きられない時代になってきました。

20数年に渡り、様々な原因不明の慢性症状(坐骨神経痛、花粉症など各種アレルギー、鬱症状というかブレインフォグというか、甲状腺疾患、味覚障害、排尿困難、リーキーガットなどなどまだありますがこの辺にしときましょう!)に悩まされつつ見えてきたアレコレを、基本的な考え方として書いておきます。

「我慢」でなく「自分の意志」で行動するために知識を得る

どの食べ物がいいとか悪いの前に、まずなにより自分の気持ちです。

「健康のためにガマンをする」というスタンスで入ると、「健康のため」がストレスになり、なんなら病気になりかねません。

そうならないために、まず知ることです。

「○○が体にいい!」みたいな情報の前に、たとえば「昔のナントカ族には病気という概念がなかった」みたいなこと。

『 食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響 』

ウェストン・A. プライス博士(歯科医師)の『食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響』というデカくて分厚い本に、近代食を取り入れた(土地固有の食生活では歯みがきをしていなくても虫歯のなかった) 先住民族たちの歯が虫歯だらけになっていったり、その次の世代に歯列の異常が見られるようになったりという事例が、膨大な写真と共にこれでもかと示されています。

その土地の食物を食べ続けている原住民の整った歯。
その土地の食物を食べ続けている原住民の整った歯。 引用元:『食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響』
近代食を取り入れた原住民の虫歯だらけの歯
近代食を取り入れた原住民の虫歯だらけの歯。 引用元:『食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響』

そこで「へぇー」で終わらずに、だとするとつまり「人間社会の変化が病気を生んでいる可能性が相当高いゾ!」っていう、より本質に近いところまで、ちょっと考える。

すると、「そうならないためにこうしよう」と、自分の意志を原動力に行動できるようになるワケです。

よいものを摂るより悪いものを摂らない

削ぎ落としていくと、「心も体も食べたものから作られる」という当たり前が残ります。

「カップラーメン食べてる分サプリで補ってるから」

なんてことになりがちな現代社会。

毎日のように一体ナニでてきてるかも分からないような加工食品を取っかえ引っかえ食べ続けるのも異常なら、サプリメントで単一の栄養素を大量に摂取するのだって異常なワケです。

メーカーしか中身を知らない日本のサプリメントならなおさら。

んでなんなら、病気になったら薬で治すってのも異常だし、そもそも病気(なんとなくの不調も含めて)になるってことが異常の始まりでないの?ってとこぐらいまでは、ちょっと考えればいけちゃうワケです。

とはいえ、現在進行形で一体どの食材なら手放しで体によいと言えるのかが、知れば知るほどよく分からなくなってくるのも事実。

食べ物の変化もあれば人間の変化もあり、なにが悪いのかと言えば結局人間です。

(万人に有用かどうかはさておき)健康増進のためのライフスタイルとして、糖質制限やグルテンフリー(小麦)、カゼインフリー(乳製品)などはかなり認知されていますが、レクチン(グルテンはレクチンの一種)という、これまで健康食とされてきた多くの穀物や豆類、野菜、果物に含まれる物質が様々な不調にかかわっているのではないかという説も出てきたりしてます。

ただ、アレルギー的な捉え方をすると、グルテンやカゼイン、レクチンにしても、その物質自体がどうというよりは、正常に処理できない体側に原因があるんだろうなと、個人的には思います。

と、そんな世の中ですから、よいものを選ぶよりも、まずは悪いと分かりきっているものを避けることの方がはるかに簡単で、健康のためにもなるでしょう。

つってもサプリメントは、現代の不自然な食品に対抗するための不自然として(まったく心身の不調がない人以外は)健康のために活用すべきものだとも思ってます。

除菌殺菌は皆殺しと同じ

悪いものを摂らないことの次というか、コレのためにもソレが大事ってのが、常在菌の存在です。

菌が体のあらゆる場所にいることや、よい菌は体によい働きをして、悪い菌は悪い働きをすることぐらいはかなり当たり前の知識になっているとは思います。

ただ、ビフィズス菌がいい乳酸菌がいい、除菌殺菌すればウィルスに感染しないとか病気にならないとか臭くないとか、そんな話ではないのです。

胃がんの元凶としてすっかり悪者扱いのピロリ菌。

ピロリ菌を除菌することで、胃がんの発生は劇的に抑えられるようになりましたが、今度は食道がんや逆流性食道炎が増えていたりします。

【ピロリ菌】除菌のデメリット 逆流性食道炎や食道腺がんになる危険性も 対策は食生活の改善 - 特選街web
逆流性食道炎は、患者数が増えている病気です。10年くらい前の報告では、逆流性食道炎の罹患率は、人口の約20%くらいでした。私の所見なども考え合わせると、現状では、受診した人の30~40%が、逆流性食道炎に罹患している可能性があると思います。ではなぜ、逆流性食道炎はこれほど増えてしまったのでしょうか。ここで、ぜひとも触れ...
ピロリ菌の意外な効用
 ピロリ菌(Helicobacter pylori)は古くからヒトときわめて密接な関係を築いてきた生物だが,その存在が認められるまでには1世紀以上もの年月を要した。1875年にはすでにドイツの解剖学者が,らせん状の細菌が … 続きを読む →

ピロリ菌がいなくなって他の悪い菌が増えたってことではなく体が正常化したからこその反動とされている考え方もあれば、除菌したことで胃酸の分泌を適正化する(とされる)ピロリ菌特有の働きがなくなったためではないかという考え方もあったりしますが、なんにせよ大切なのはバランスなワケです。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌といわれる常在菌の分類は、あくまでも便宜上人間が分けただけのことで、悪玉菌だからすべてが悪いとか、ちょっとでもいたらダメってことでなく、バランスが保たれていればピロリ菌がいたって胃がんになりませんし、悪いとされている菌にも実はよい働きがあったりするんです。

まぁ、こういう話は、実際のところ分からないことだらけだし、なんか言えば「エビデンスを出せ」みたいなことになってくるし、ちょっと調べて本質的なモノの見方ができれば、おそらくそうだろうなってとこには行き着くはずなので、深掘りは避けておきます。

見えないがゆえに軽く考えがちですが、ヒトと菌、お互いがお互いにとって生きるために必要不可欠な存在だということです。

私は、「人間の体で生きる菌」を「地球で生きる人間」と重ねてイメージしています。

いい人もいれば悪い人もいる。

いい人にも悪い面はあるし、悪い人にもよい面はある。

住みやすい場所には多くの人が集まったり、自然を大切にして協調する人々がいる一方で、地球の資源を食い荒らしたり破壊する集団がいたりする。

多くの人は平和を望んでいても、常にどこかで争いがある。

人間と菌、どちらも究極の目的は「生存」なのです(※自殺願望やら生きるのに前向きになれないみたいのが一般的になっちゃってること自体、正常でない心身の働きから生まれているはず。心当たりないですか??)。

ほら、だいたい同じじゃありません?

地球目線で見たら、地球をうごめく人間も、人間の体で生きる菌と同じようなもんです。

除菌殺菌なんて、いいも悪いもなく無差別に皆殺ししてるのと同じなんですって。

病名にたいした意味はない

病名(症状)は、健康を意識せずに生活し続けた結果、一人ひとりの体質や習慣によって様々な形で表れるサインです。

その病気をそれに効く薬で治したところで、(原因となる)生活習慣を変えなければ、また同じか、はたまた別の病気になるだけ。

薬は、先々まで煩わされるかもしれない副作用があったり、耐性がついて効かなくなったりします。

主訴を抑える代わりに別の症状を生んだり、免疫や自律神経、前述の常在菌などの絶妙なバランスで成り立っている体の働きを崩壊させたりもするでしょう。

とにかく、ちょっと頭痛いから頭痛薬とか、今だけ胃が痛いから胃薬とか、いかにも『常識』っぽくなってますが、正直ある程度のことだけでも知れば手が伸びなくなります。

一時的な症状は、薬でなく体が治すもので、体が治すべき症状を薬で治すことを続けていれば、体は働かなくなります。

緊急時以外の薬の服用は、長い人生を考えれば飲めば飲むほど大きなマイナスになっていくはずです。

歩く・走る・泳ぐ・日光を浴びる

人の体は使わなければ衰えます。

衰えるというより、「働かなくなる」という表現の方がしっくりくる気がします。

骨折したことのある人は分かると思いますけど、一カ月動かさないだけで明らかに筋力が落ちたり、目に見えて細くなったりしますよね?

まぁそういうことです。

「仕事で一日中座りっぱなし、家ではずっとスマホ」みたいな現代のライフスタイルが日常なら、心も体も「働かなくなる」ワケです。

もっと言うと「退化」でいいと個人的には思います。

前述の『食生活と身体の退化』なんかでも実感しますけど、「農耕以後」の人類って明らかに退化してますって。

今スマホでスイーッとしながら笑ってる人もいるかもしれませんけど、ITだなんだっていう最先端技術みたいなものは、ごく一部の人類のごく一部の知能の発達による成果の「蓄積」(それを進化と呼ぶなら呼べばいいですけど)であって、残りのほぼすべての人類はまずまちがいなく退化してますよ。

その「ごく一部の人の成果の蓄積」の恩恵にあずかってるだけの退化し続けている人類が、さも現代人みたいな顔でドヤドヤやってるのが今の世の中。

もしあなたが、ごく一部の天才だったらスミマセン。。

っとまぁちょっと脱線しかけましたが、そんな現代社会で健やかに生きるためにも、シンプルな運動や自然に触れることはものすごく大切だって話です。

ちょっと付け足しておくと、運動したりお日様浴びたりすると、なんとなく気分がいいじゃないですか?

「気のせい」ってより、「ものすごい即効性でメンタルによい作用をもたらしてる」って捉えると、大切さも実感できて怠惰に抗う気持ちにもなりやすいです。

無意識のストレスに活力を奪われていることに気づく

ここまで主に体のことについて書いてきました。

せっかくいろいろ気をつかって日々の生活が改善できても、現代社会で無意識に溜め込むストレスをそのままにしておくと、ムダに消耗して余計なエネルギーを使うことになります。

中でも一番は、過去のことや他者のことなど、あなたが一人でいくら考えたところでどうにもならないことをグルグル考え続けてしまう「反芻思考(はんすうしこう)」。

これがクセになってしまっている人は、それに気づいて、その思考が浮かぶ度に「他人と過去の出来事(意味合いは捉え方次第で変えられる。)は変えられない」と思考を遮断するだけでも、明確に心が軽くなりストレスが減ります。

ちょっとしたメンタルの問題なら、知るだけ気づくだけで相当なストレスの軽減になりますから。

死ぬまで働いてほどよく病気になる「生きてるだけの人」でいいの!?

いつの頃からか社会全体からなんとなく活力が失われて、死んだような顔で歩いている人が増えました。

陰謀論的なことを言い出すと胡散臭くなるのでアレですが、実際のところ大衆は、ただ死ぬまで働いてほどよく病気になる「生きてるだけの人」で長生きするように都合よくコントロールされてるんだろうなってのは、ほぼ確信してます。えぇ、自信が確信に変わってます。

でもそれは、もう今の時代なら個人個人の知識や意識で抗えるものだとも思ってます。

そんなことで、具体的な方法というよりは、植え付けられた常識に抗うための土台として、本質的な部分を書き連ねてみました。

ではでは。

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