生きづらさの原因は「自分と社会とのズレ」本質に気づかなければ克服できない

生きづらさとは「自分と社会とのズレ」である。原因に気づくことが解消の第一歩。の記事のアイキャッチ画像 生きづらさ

どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。

40歳過ぎまで、自分と社会のズレなんてことを意識もせず、ただ漠然とモヤモヤした生きづらい人生を送ってきました。

うつ病かな?母子家庭だから?高校中退だから?元ニートだから?慢性的な坐骨神経痛のせい?HSP?原因不明の現代病?もしかして発達障害なのかな?

様々な原因らしきものを疑ってみて、本を読んだり、同じような悩みを抱えている人のブログ読んだり、ツイッター眺めたりする中で、答えが見えました。

ニートとかひきこもりなんてのも、こういうちょっとしたズレに気づくことで方向が変わる気がします。

本質に気づかないままだと、「ポジティブに」とか「がんばれ」とか、はたまた「瞑想」だ「マインドフルネス」だとか言われても、なににせよ前向きに取り組めませんので、まずここから。

意識は低いままでも、気づくことで風向きは変わります。

生きづらさの原因の本質は「自分と社会とのズレ」

自分の中に、なにか原因があるんじゃないかと、グルグル考えを巡らせても、生きづらさ関連の本を読んでも「ポジティブに」とかってそりゃ分かるけどさぁって感じで、どうもピンときません。

やすむ
やすむ

なんでオレだけこんなに苦しいの?!どうしてみんな平気なの??

何度も繰り返してきたこのセリフが、なぜか突然ストンと腹に落ちた気がしました。

明確なヒントを見つけたワケではなく、様々な人の様々な情報や感情に触れて、自分の中で消化できた結果でしょうか。

ものすごくシンプルな本質が見えました。

自分はこう思うけど、社会はそうではない。

この「自分と社会とのズレ」から生まれる違和感が「生きづらさ」なんだなと。

どんなに孤独でも、人とのつながりを断っても、今を生きる人はこの社会の中で生きています。

その社会が「こうありたい自分」を受け入れてくれない(ように感じる)。

それでも社会で生きていくために、自分の気持ちを押し殺して、社会に合わせて生きようとすることが「生きづらい」という感情を生むのでしょう。

個人個人の生きづらさの理由は様々です。

世の中に転がる、生きづらさの具体的な理由を自分と当てはめようとする行為自体も、生きづらさを生んでいるかもしれません。

病名や症状の程度の前に、突き詰めれば生きづらさの本質は「自分と社会とのズレ」なのです。

そして、自分がすべて正しくもないし、社会がすべて正しいワケでもありません。

あなたがそれほど正しくないことは、あなた自身でもよく分かりますよね?

やすむ
やすむ

今日のあなたと一年前のあなた、やってること、思ってること違いません?

一方で、意外とベッタリ刷り込まれているのが「社会は正しい」というなんの根拠もない常識です。

社会だって、べつに正しくないのです。

まずは、その本質に気づかないことにはフン詰まり状態から脱することができません。

日々の違和感を「よくあるストレス」で片づけてしまうのが生きづらい社会

ただなんとなく、「仕事がイヤだな」「学校がイヤだな」と思って、でもみんなやってることだし、これぐらいで文句言ってたらダメ人間だの面倒臭い人だと思われるからちゃんとやらなきゃ。

っていうよくあるコレ。

「なんとなく社会に合わせなきゃいけない気がして、それができないとダメな人」というコレが、無意識な意識として刷り込まれちゃってる。

でも自分の中では、「べつにダメ人間じゃないわ!」とか「でも、もしかしたら私ダメな人なのかも・・・」とか、なにかしら違和感を感じてるはずです。

日々のちょっとした違和感と、そこから生まれる感情。

コレがまさに自分と社会とのズレ、つまり「生きづらさ」なんですけど、ほとんどの人がコレを「誰もが抱える日常のストレス」だと無意識に当たり前して自分の中に少しずつ毎日毎日着実に溜め込んでいきます。

あなたが我慢している「当たり前」を、みんなも我慢しています。

それが日本の社会です。

つまり、ツラく苦しがってる自分たちが、自分たちの手でツラく苦しい社会を作り上げちゃってるってこと。

一人ひとりが、無意識的に周りのみんな(社会)に合わせて生きている結果というか、その状態が「生きづらい社会」なワケです。

なんとなく生きづらい人が日本社会に蔓延してることが大問題。生きづらさは程度の問題ではない。
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生きづらさの原因を具体的に突き止めて、心の外に出す

日々の生活の中で感じる違和感を、ひとつひとつ流さないで突き止める。

やすむ
やすむ

なんで5分前行動って、5分前に集められるのに、終わる時は5分前に終わらないの?

細かいことでも、「おかしくない?」っていう自分の違和感を突き止めて、そのままにしない。

「こんなのおかしいだろ!」まで言えなくても「なんかおかしいですよね」ぐらいは言葉にしましょう。

誰にも言えなければ、紙に書くだけでもいいし、SNSでつぶやいたっていい。

とにかく、心の中だけに留めない。

コンビニで店員に怒鳴り散らすオッサンとかって、自己防衛反応なんでしょうね。

無意識に溜まっていくストレスを発散させるために、ささいなことで無意識に怒鳴り散らしちゃう。

それと同じように、無意識に貯め込むという反応が「生きづらさ」を生んでいるといえます。

コレを意識的にやるのが、紙に書くとか、とにかく心の外に出すことです。

ってこんだけ言われてもやらないでしょ??

だからずーっと生きづらいんだと思いますよ?(挑発)

なにも「毎日30分瞑想しましょう!」とか言ってるワケじゃないんですから、とりあえずやってみましょうって。

生きづらさは社会のせいじゃないし、自分のせいでもない

あなたの思うとおり、社会は不条理です。

とはいえ、あなたがすべて正解でもありません。

どちらが正しいかを争うことは、あなたにとってなんのメリットもないし、社会は社会で痛くもかゆくもないのです。

そして、どちらも正しい部分もあればそうでない部分もあるので、不毛な争いは尽きません。

そんな世の中で、なにを拠り所に生きるか。

あなたの違和感です。

世の中に不満をブチ撒けよう!ってことではありません。

不満をぶつけるのではなく、社会とのズレから生じた違和感を、自分の行動で減らすのです。

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大切なのは、あなたの感じた違和感に従ってあなたの意思で行動することです。

「ただなんとなく生きる」ことが難しい時代に生まれてしまったことは変えられません。

そこで「こんな世の中が悪い!社会のせいだ!」では、なんの解決にもなりません。

具体的に、ひとつひとつ、自分の違和感に従って、その違和感を減らす方向に動く。

社会の常識に合わせて生きるのでなく、こういう社会の中で、より生きやすい選択を自分の意思でするのです。

無意識に世の中の常識に合わせてしまうことこそが「生きづらさ」の本質です。

自分の生きる今の社会で、どうあればよいかを自分で決めることが、生きづらさ解消の第一歩なのです。

何者でもないオジさん著「君たちはどう生きるか」
どうもこんにちは。手に職無しの妻子あり、林やすむ40歳です。 家庭をもって子育て(7歳娘と3歳息子)をする中で、子育ての本とか、健康、ブログ、お金などなど様々なジャンルの本を読むようになり、このブログを始めて自分の考えを整理する習慣がつきました。 相当に出遅れた感は否めませんが、そんな何物でもないオジさん

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