どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。
どうにもやっぱり、日本の社会全体に余裕がありません、心にもお金にも。
日本の社会ってことは、その中で生きる私にもあなたにも。
余裕がないことが前提の日本社会の未来
いきなりナンですが、社会の仕組みがびっくりするぐらい大きく変わらない限り、日本社会の殺伐とした余裕のない雰囲気ってのも変わることはなさそうですよね。
「いろんなことが知れちゃう」「いろんなことができちゃう」今の世の中で、昔と大きく変わらない労働環境のままでいつまでも社会を回そうとすれば、そらそうなります(一部の逃げ切れた人たちを除いた話)。
ちょっとしたことでイライラしたりセカセカしちゃうでしょ。
で、ホントによほどのことがなければ世の中は今の延長なワケで、このまま進んでいくと。
ってことは、現状維持でなく今よりヒドくなるばかりでしょうヨ。
子どもや若者が少なくなって、年寄りばっかりになるんですよ??
今すでにこんな世の中ですから、長く生きてるってだけでマウントをとりにくる老人だらけになります。
希望のかけらもない!
これからの老人はツイッター世代も増えますから、SNSでもリアルでもそうなっちゃう。
心に余裕がないと他者を許せない
そんな余裕のない社会で、なにが一番マズいかって、他人を許せなくなることです。
自分がこんなにしんどい思いしてるのに、あの人は楽しそう。
不本意な自分を基準にして、自分の目に入る「自分よりいい思いをしてそうな人」すべてに、無意識に敵意や嫉妬などのネガティブな感情を募らせてしまうのです。
隣の芝生は青く見えるとはよく言ったもので、実際がどうであれ、他人は自分よりよく見えてしまうもの。
ということは、いちいちそんなことを意識していない多くの人が、現実よりも不幸な位置に自分を置いて、他者に対して現実より多くのネガティブな空気を振りまいている状況です。
SNSの普及で「隣の芝生」が見えすぎてしまうことも原因のひとつでしょう。
ともかく、実際の状況よりもネガティブな空気ばかりが拡散されてしまうワケです。
お金に余裕がないという現実にどう対処するか
「いや、実際にお金に余裕がないんだ」ってのは、あなたも私もそうでしょう。
そのために、ただ闇雲に労働を増やして賃金を得ようとすれば、疲弊して、ささやかなお金のために心と体が犠牲になります。
ホントに、具体的な方法論とかでなくて申し訳ないんですが、とにかくまず「気づくこと」なんです。
無知な貧乏人ほど、「お金がすべて」になりがちです。
問題はその「価値観」にあって、お金の価値はしょせんお金の価値でしかありません。
余裕のありなしで感情や判断が変われば、あなたは「そういう性格の人」になる
心にもお金にも余裕がないことは現実だとして、それを理由にネガティブな空気を振りまくことがどんな意味を持つのか。
たとえば、「レジが遅い」ってイライラした態度を表に出すとか。
心に余裕のない状況でのあなたの感情や判断は、自分の中では「余裕がないから」で正当化できているイレギュラーな決定のつもりかもしれませんが、他人からはそうは見えません。
他人から見れば、あなたは「そういう性格の人」になるのです。
「他人を許せない人」だと思われれば人付き合いが変わり人生が変わっていく
かんたんな話、そんな人付き合いたくないですよね?
人はどんどん離れるし、職場や学校などで関わりを持たざるを得ない相手からも、疎まれることはあっても親切を受けるようなことはなくなるでしょう。
誰からも信用されず、無味乾燥な店員とのやりとりぐらいしかコミュニケーションのない人生に変わっていくのです。
冒頭でも書いたように、社会は変わらないどころか、この調子ならどんどんヒドくなっていくはずです。
つまり、あなたが変わらない限りよい方向には進まないのです。
私自身、このサイトを始めて少しずつ理解を深めていくにつれ思うのは、しつこいですけど「とにかく自分で気づくしかない」ということです。
ストレスの原因がなんなのか、本当に原因は自分以外にあるのかとか。
で、変えられるモノは自分で変えていく。
少なくとも、原因のはっきりしているストレスも原因の分からないストレスも、明らかに別の対象にぶつけることだけは避けましょう。
さっきの、レジが遅くてイラつくとか、タクシー運転手に悪態つくのとか、街でキレてる老人とか、みんなそれです。
分かりやすく世の中が殺伐とするでしょ?
ストレスの原因もそうだし、無意識に本能や欲望に流されてしまうことに気づいて、それに抗うことができない限り、この先の日本でしあわせに生きていくことは、なかなかのムリゲーってことです。
ではまた。
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