職場みんな病んじゃって大混乱!【ジジイの後釜・新オジさんブチ切れ初登場】

生きづらさ

さてとポテト。

ここ数年、(なにかとリスクの種になりかねないため)あんまり職場の話は書かないようにしてきたんですが、ちょっと吐き出しておきたい事態になってきたので、頭の整理も兼ねて書いときます。

新オジさん加入の経緯

とあるオフィスビルに、清掃員3名(新オジさん、アラフォー女子A、B)と、受付1名(私)という、計4名体制で勤務しております。

なにかとバトルを繰り広げたジジイが、私の尽力もあって、新オジさんに首をすげ替えられた形です。

ジジイの独裁体制からの開放感もあり、なにかと気色悪かった職場のムードも少しはマシになるかなという希望を胸に抱いたこともありましたが、それはほんの当初だけの幻でした。

えーっとなにから話せばいいでしょうかね。

新オジさん加入の経緯からいきますか。

まず、その前段階で職場のガンが2名。

ジジイとアラフォー女子A。

理由はひとまず置いときましょう。

えぇ、50%がガンに蝕まれちゃってて、もはやステージ4な職場状況だったワケです。

社長にガンの悪性っぷりを伝え続けること数年。

会社全体の状況など様々な兼ね合いから、まずはジジイの別現場への異動(その後ブッ倒れて結局退職!)というプランがようやく実現し、それに伴って入ってきたのが新オジさんです。

印象としては穏やかタイプで、気の荒いジジイとは対称的な感じ。

元々ジジイが清掃の長だったという流れや、会社自体とクライアントの体質の古さから、キャリアの長い女性ではなく、年長者である(だけで清掃未経験だった)新オジさんが一年の時を経て、清掃の責任者のポジションに就きました。

現在、アラフォー女子2名が10数年、私が5年、新オジさん(60前後)が1年半ほどの在籍。

そして今回、責任者になって半年の新オジさんが態度を豹変させ、私にワナワナとブチ切れてきたからさぁ大変!

穏やかな新オジさんのブチ切れを生む下地

とまずは職場の雰囲気的なところを。

現在清掃の長ではありますが、そんな経緯もあって、未だ女子2名からの信頼は得られておらず。

女子2名は、ジジイ独裁の10年を過ごした後遺症で、「あきらめ」や「人間不信」みたいなものが習性として染みついているところがあり、他者との壁をそうかんたんに崩そうとしません。

それは私に対しても同じで、女子Aにおいては入社3日でコミュニケーションをとることを断念せざるを得なかったほどです(※それから現在まで私と女子Aに会話らしい会話はほぼありません)。

女子Aには、今回の問題をはるかに超越した異常性を絶えず感じますが、今回は置いておきます。

女子Bとは、ジジイを糾弾するに当たりコミュニケーションをとり出した辺りから、「職場の異常性」については共有できる間柄です。

とはいえ、それまでの「原則コミュニケーションをとらない」という職場の習慣を今なお引きずっており、自然な世間話が不自然になってしまってできないような感じ。

労働者4名のせまい世界に、複雑なようでシンプル、シンプルなようで複雑な問題が多々あり、この辺り、「職場全体として雰囲気をよくしたい」と私は常々考えておりまして、おそらく現場の誰も認識してはいないとは思いますが、一応私なりに全体のバランスをとることを心がけながら、受付のボロッボロの事務イスに座り続けています。

だって今の世の中、業務内容がツラくなくて、その他の条件に納得してて、人間関係が普通なら御の字ですやん(要するにトータルで「労働に対してネガティブな感情(ストレス)を貯め込まない」で済むってこと)。

人間関係のとこさえもうちょい風とおしがよくなれば、それだけでだいぶ居心地のいい職場になるはずなんですわ。

はっきり申し上げて「清掃は清掃」と、無関心無関係を貫くこともできますが、それはそれで私自身の孤独感を強めることになり、こっちもこっちで病んでしまって、本当に救いようのない小さな社会ができ上がってしまいかねないワケです。

なにかが足りない新オジさん

部門としては、「清掃」と「受付」で、清掃の長は新オジさん、受付の長は(一人だけど)私でして、社内的な序列が同列になったことも、この一件を生んだひとつの要因になっていると思われます。

新オジさんについては、私としても、日頃の業務や女子たちとの関わり方なんかを見ていて「ちょっと足りないんだよなぁ・・・」と思わされる部分はありつつも、「職場全体の雰囲気をよくする」ことを考えて、できる限りフォローするスタンスでいました(ってゆーか私の意向を汲んでジジイを新オジさんに変えてもらったようなもんですからそらそうですわ)。

コレつまりですね、厳しい言い方をすれば、一年半(うち上長として半年)を経過して、職場の誰からも責任者としての信頼を得られていないというのが実情ということになります。

それぞれがそれぞれのフラストレーションを貯め込む日々

そんなんで、時々タイミングを見て私なりに、この「小さく異様な社会での(前向きな)処世術」を根気よく伝え続けてはきましたが、結局のところ(せっかく「オジさん」にしてあげたけど)ジジイ世代特有のプライドと、生来の(?)逃げ腰気質で、私からの(無理難題ってほどではない)提案をことごとくスルーし続けた結果です。

えーっと、なにが言いたいのか分からなくなってきましたね。

そんなとこで、女性たちからすると、自分たちの知らんとこで上の人間がすげ替えられただけで、フラストレーションを溜め込む日々にたいした変わりはない。

私としては、新オジさんに対してはもうちょい自分の立ち位置として必要なことやってくれんかなぁと、女性たちに対しては、「ただただ暗いだけのロボットかよ!」と、フラストレーションを溜め込む日々。

新オジさん本人も、各所からの「認められていない空気」を(理由までは分からずに)感じていてフラストレーションを溜め込む日々。

ってな感じで、この一年半を簡潔に表現すなら、「それそれがそれぞれのフラストレーションを日々溜め込み続けている状態」みたいな。

新オジさんブチ切れ前の社長飲み

そしたらこの辺りで、新オジさんブチ切れリポートを差し込んどきましょうか。

週末に社長と新オジさんと私で、近況報告がてら飲みに行きました。

入った当初に社長に飲みに誘われ、そらまぁ腰の重さはありつつも最初から断るのもナンだしなと誘いに応じて以降、特に抵抗もなくなり、数ヶ月に一度ぐらいのペースで、定期的に飲ませてもらっては現場の状況を話すのが、私と社長との間で定例っぽくなってまして、そこに新オジさんが加わった感じ。

新オジさんが社長との飲みの場に来るのは3度目。

社長と話す時には、「穏やかさ」に「へりくだり」が加わり、今思えばその「変わり身」にも合点がいくなと。

ちなみに、女子Aも社長(や普段会わない会社の人)と話さなければならない状況を覚悟すると、定常のムスッとした態度を一変させ、ガラリと気さくな対応に変わる。

人生経験上、人や状況で態度を豹変させる人間は、なにかしらの闇を抱えている。

飲みの場に向かう時には、「用事を済ませてから行きます」と、私と別で店に来て、「明日病院の検査があるので」と、7時半に一人先に帰る。

ウソとは言わないが、ウソと思われても仕方ないような(言い方や)理由で、気が進まない(んだろうなと分かる)状況を避ける。

もちろん自由だが、こういうひとつひとつの積み重ねが、信用されない、というより「信用させない自分」を形成していることに気がつかない。

理由が分からないから、信用されないのを他人のせいにして自分を納得させる。

新オジさんは、(私がかなりサポートした)マニュアルの完成と、(私が「けっこう大きい問題なのでなるべく早く報告した方がいいですよ」と2ヶ月前に言っていた)清掃業務のある問題について、(私の関与には一切触れず)いかにも責任者の職務といった口調で社長に報告した他、かねてからの課題である「従業員同士のコミュニケーション」に関して、女子Bはうつ病の気があるので、周りの人間にできることはないと話した。

責任を回避し、職務を放棄しているように感じられた。

女子Bが相応のメンタルの不調を抱えていることは、日頃の様子や会話から濃厚ではあるが、「病気だから」そうなっているというより、この職場の環境がその原因を作っていると考える方が自然だと私には思える。

会話の端々に度々違和感を覚えつつも、新オジさんの若干の胡散臭さや「逃げ気質」は社長にも伝わっているだろうと、波風立てずに終了。

『新オジさん』~そしてブチ切れへ…~

週明け、まだなにも起こりません。

社長と飲みに行くこと、飲みの席で話したことはたいてい、普段会社の人とのコミュニケーションの少ない女子Bにはかんたんに伝えるようにしています(女子Bと私とのコミュニケーションの意味合いもあるし、会社が自分たちのことを考えてくれているという話を現場に伝えることは、ポジティブな内容ならなにかしらのプラスにはなってもマイナスにはならないという考えから。それと、「あの人は知ってて私は知らない」という状況を回避するため。女子Aについてはその辺りをケアできる関係性にないためなにもしない)。

いつものように、清掃業務の手の空いた時間に、女子Bにその時の話をザックリ伝え、帰り際に、新オジさんにも「○○さん(女子B)にもこないだの話共有しときましたんで」と伝えました。

そして翌朝・・・。

更衣室で新オジさんと顔を合わせるや否や、

「○○(呼び捨て)は私の部下なんだから、余計な話をしないでくれ!」

と、ワナワナ(基本穏やかな新オジさん基準としては)声を荒らげ気味に私ブチ切れてきたのです!

青天の霹靂(へきれき)とはまさにこのこと。

「おかげで昨日は眠れなかった」なんてことまで言われ、なかなか面食らいましたが、「少し話しましょう」と、新オジさんの気持ちに寄り添いながら対話をして分かったことは、受付の私が清掃の問題に口出しするのが気に食わない、(信頼のなさから)新オジさんとまともに会話をしない女子Bが私と長話をしていたのが気に食わない。

そして、口にこそしませんでしたが、(女子Bをうつ病扱いしていたこともあり)自分が悪く言われてるのではなかろうか、という不安もあったと思います(そんなマイナスにしかならない話しませんって)。

というより、その不安に上の理由をつけて私にぶつけたというのが、実際のところかなと。

怒らせてしまったことに対しては謝罪し、(ショックは受けたが)本音が聞けたことはありがたいと礼を言って、一応お互い穏便にやっていきましょうと、ひとまず落ち着かせた感じ。

職場の問題は「コミュニケーション」に尽きる

この職場の問題は、総じて「コミュニケーション」に尽きます。

それぞれみんな探り合いムードで、個人的な話を避け、本音を言わず、かといってお愛想を使うこともないので、「暑いね~」などのコミュニケーションのとっかかりになる当たり障りのない会話もない。

なんだかまぁ、現代社会の縮図のようにも感じられますがね。

ジジイ去りし後も、「あいさつだけはしろ」という(ジジイから女性たちへの)教えだけが、独裁の置き土産として根づいているものの、この環境の中ではなんの足しにもならない。

ただ、女子Aから私への嫌悪の念(なぜだかさっぱり分からないが、まだ会話もせず、ひと目会ったその日から嫌われていた)以外は、それぞれの間に関係性のちがいはあれど、特にいがみ合っているワケではないため、やりようによって、しんどくない程度に雰囲気を改善することはできると、私は思っている。

新オジさんの「信頼獲得」が必須事項

私には糸口は見えていて、「新オジさんが女子二人からの信頼を得ること」が、大部分の問題解決につながると確信しています。

女子二人の「業務経験」に敬意を払う。

携わる業務において10年先輩であるという事実への敬意なしに、年長者であることと、とってつけられただけの責任者のポジションに甘え、ただ単に「娘ほど年の離れた女性」として、ふんわりと上から接していては、重度のジジイ独裁後遺症の二人からの信頼は永遠に得られないだろう。

二人に頭を下げ、二人の仕事を教わり身につける。

なぜか女性だけの仕事になっている「すべてのトイレ掃除」を、男子トイレだけは教わってできるようにしておく。

日頃からやらなくとも、もしものために備える。

出来不出来でなく、経験の浅い立場としての姿勢の問題である。

まず自分から腹を見せる。

この辺りだけでも、自発的にアクションを起こせれば、女子二人の態度も自ずと変化し始めるはず。

アラフォー女子二人にあくまで年長者として接する新オジさん

新オジさんは、責任者パートの業務をジジイから教わり、今も原則そのパートをこなすだけで、「新入り」として女子二人に各々の業務を教わったことがない。

べつにエラそうにしたりすることはないが、女子二人に対して、場面場面でも「下の立場として接する」ことをしていないのだ(意図してかどうかは分からない)。

逆に責任者としてイレギュラーな指示を出したりもできない。

その割に、我々の有休等の際に応援で入ってくれる従業員のミスにやけに厳しかったり、時々(私の前では)女子二人を○○君とか、(ブチ切れ時のように)呼び捨てで呼んだりして、年長者&肩書きマウンティングをチラつかせる。

責任者の立場は利用するが、余分な仕事はせず、責任を負わない。

シンプルに言えば今の一行のまま。

ただ、態度は穏やかで、(基本的に)言動も当たり障りない。

ジジイは、強引&理不尽&陰険&ウソつき&人の話を聞かないなどなど、悪いところを挙げればキリがないが、なにか問題があると「任せとけ!」みたいな威勢のよさがあったり、まとめ役仕切り役としては人並み以上だったことを、去ってみて初めて実感した。

ジジイの人糞処理の模様はコチラ!▼

結局「年寄り特有のプライド」と「逃げ腰」

結局冒頭辺りでも書いたように、穏やかだろうが年寄り特有のプライドはしっかり持ち合わせていて、今書いたような、女子たちに業務を教わるなどの具体的な提案も私からよき頃合いで度々しているが、返事にならないような返事だけして結局なにもやらずに逃げる。

そして、その「逃げ」の繰り返しが、自分が信用されない原因になっていることに気づかない。

ひとつ同情できる要素として、自分で望んだワケではなく、会社の都合で責任者の役割を担わされているだけという点はある。

にしても受けたら受けたなりにやろうや。

さぁ、私は一体なぜなんのためにもならない文章を長々と書き連ねているのでしょう。

なんてことを思いだしてきたところでそろそろまとめに入ります。

「不調」が「異常」に変わる前に対処しよう

まーとにかく、今の世の中どこでも似たような状況かもしれませんが、落ち込むとかそういうレベルを超えて、精神的におかしくなる人が増えてたりするんじゃないでしょーか。

職場で声を荒らげるとか、会話もない時点から(これから関係性ができていく)人を嫌うとかってのは、不調というより「異常」と捉えられるレベルなので、自分で気づいてもらいたいところですが、そういう人に限って、「自分に原因がある」なんて思いもしません。

それこそ周りにできることがない。

その後、表面上はお互いそれ以前と同じように接してはいますが、新オジさんの意志として、「(私から)清掃の範疇に口出しされないこと(をよしとする)」「女子たちとの関係改善を目指さないこと」が感じられ、必然的にその先には「孤立」しかないように、私には見えます。

ひとまずは、新オジさんから私に対して、「孤独に耐えかねているサイン」が出たときが、次に私が動くときです。

まだ「職場全体の雰囲気をよくする」ことをあきらめる段階ではありません。

真の意味で異常(かつ手遅れ)なのは「女子A」のみであり、この先その「ガン」が切除されたときに、スムーズに正常な環境に戻るよう整えておくのが、今の私にできること。

ハッキリと本性を見せてしまった新オジさんの今後の立ち回りも気になりますがね!

じゃ、おやすむ~!!

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