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自分が想像もしないことを考えている人がいる
世界にはいろんな人がいます。
ものすごく飛び抜けた能力のある人や、思い切った行動をとれる人、生まれた時から特別な環境で育つ人。
「ウソでしょ?!」っていう生活をしてる人がいます。
ここでも「よい」と「悪い」のバランスがあって、世の中の進歩はたいていそういう飛び抜けた人たちのはじめの一歩から始まる一方、特別だからこそ普通の人には理解できない極端な考え方で世の中を変えようとする人たちもいます。
本当に信じられないことですが、地球のためには人間の数を減らした方がいい(人間を殺した方がいい)と考えて、実行しているかもしれない人たちがいます(※たしかに人間がいない方が地球にとってはいいかもネ!)。
富裕層(ふゆうそう)とかエリートと呼ばれるような、先祖代々特別な地位につく頭のいい超お金持ちの人たちの中に、そういった考えを持つ人が多いようです。
優秀な自分たちは生きてていいけど、役立たずで食べるだけのバカはいなくていい、というより、いない方がいい。
そしてそういう人たちは、「世界のルールを決められるえエラい人」だったりします。
その人たちの感覚では、優れた人間だけを残してその他の人を減らす(殺す)ことは地球や人類全体にとってよいことになるのです。
飛び抜けた知能を持つ人の特徴のひとつに、「他人の気持ちが分からない」という共感能力の低さがあって、そういう人たちは、「一人ひとりの気持ち」よりも、「(自分プラス)全体としての利益」を優先しがちです。
もちろん全員がそうではないでしょうが、ひとつ飛び抜けたものがあれば、極端に欠落した能力もあるのは、自然なことなのかもしれません。
そんな傾向もあり、悪いことをしているつもりがないどころか、「自分たちはよいことをしている」と思っているようなのです。
信じられないでしょう?
ええ、今書いてきたことは私が自分で調べて、テレビでは流れないけど(自分なりに信用できる)事実として記録のあるものなどを知って、その他の経験や知識、これまでの歴史などからそう理解していることであって、まさに「信じるか信じないかはあなた次第」。
なにも調べずに「そんなはずないじゃん」なんて笑ってすませることもできます。
国や世界の組織などの大きな力にとって都合の悪い情報は、調べようとしなければ知ることはできないし、本当に本当かどうかなんて、普通に暮らしている私たちには確かめようがありません。
真実を真実と確かめる方法はほとんどなく、自分で調べて自分で考えて、自分の生き方を決めるしかないのです。
優生思想については、これまた「よい」と「悪い」のバランスで、たとえば「障害を持って生まれてくる可能性の高い赤ちゃん」を生まれてくる前に殺してしまうことも、「優れた人間だけを残す」という意味では優生思想といえますが、生まれてくるかもしれない本人にとって、どちらの方がいいのかは誰にも分かりません。
とても難しい問題で、答えをひとつにはできません。
だからこそ、自分で考えて決めることのできる「自由」が大切なのです。
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