本【しょぼい起業で生きていく】えらいてんちょうが示す生きづらい社会のレールに乗らない生き方

【しょぼい起業で生きていく】えらいてんちょうが示す生きづらい人のストレスフリーな生き方の記事のアイキャッチ画像 生きづらさ

どうも、高円寺でキワモノ喫茶店をやっていた林やすむ[@hayashiyasumu]です。

「えらいてんちょう」さんという、リサイクルショップやったり、バーやったり、生きづらい社会のレールに乗っからずに生きている人の本を読みました。

全文無料公開で。。

今の世の中が生きづらいなら、こんな方法もあるよって本「しょぼい起業で生きていく」

ツイッターやってる方はご存知の方も多いとは思いますが、「えらいてんちょう」さんという方がいまして、そのえらいてんちょうさんが「しょぼい起業で生きていく」という自著を全文無料公開しますよっていうツイートがどこからともなく流れてきました。


※ってもう終わっちゃった。。で、最初に言っておくと、興味持ったら買った方が確実にあなたのためになる本です。えぇ、読んだけど私も買います。本屋さんで買ってほしいようなので、そうします。※ハイ買った!↓

まぁとりあえずコチラどうぞ。

【しょぼい起業で生きていく】

私は、元死体Tシャツ屋(原宿)の店主であり、元キワモノ喫茶店(高円寺)の店主でした。

管理者プロフィール
どうもこんにちは。 林やすむと申します。 いわゆるひとつのプロフィール的なものになります。長いので、時々「ながッ!」って言いつつ、読めるところまででも読んで下されば幸いです。 母子家庭で足立区育ち、高校中退(こんな3大条件をクリアしつつ非不良)ののちカフェ自営失敗×2、ネットTシャツ屋失敗×2、現在アラフォーパパ

そんなバックグラウンドの、現ビルの受付係のおじさんとして、ちょっと興味をそそられて仕事中に読み始めたところ、仕事中に読破してしまいました。※いや、無料だから意地でも読み切ってやれ!みたいなことでなく、止まらなくなってってことです。

最近飲みだした鉄分サプリが合わず、ここ一週間ほど異様にぐったりしていた私の心が、潤いを取り戻してプルンプルンしています。

ざっくり要約すると、「今の世の中で普通に働けないなら、こういう方法もあるよ」っていう内容です。

あなたも社会のレールに乗らずに「○○の人」になれる

まぁ実際のところ、あくまで今の若い人向けであって、えらいてんちょうさんも、まさかアラフォーの受付のおじさんの心をプルンプルンさせているとは思ってはいないでしょう。

私は失敗しかしたことはありませんが、実店舗での起業経験者として、共感したり感心したり、いろんな想いが駆け巡りました。

全部読んでつくづく思うのは、すんごい当たり前のことなんですけど、「若いうちに動けるだけ動けよ若者!」って。

「だるいとか、めんどくせーとか、そんなのは中年になってからいくらでも言えるから、とにかく今の興味に立ち向かえよ!」ってこと。

やすむ
やすむ

中年になると、今だるいなーって思うのの30倍だるくなるヨ!

もうひとつ、自分事として気づかされたのは、自分は「○○の人」になりたかったんだなってこと。

しょぼかろうがなんだろうが、店らしきものを始めてそこに自分がいれば、「○○屋さんの私」になれるワケです。

それが叶うだけで、それ以外のいろんなことが許せちゃったりします。

子どもの頃の夢みたいなもんですかね。

ま、子どもの頃、死体Tシャツ屋さんになりたいとは思ってませんでしたけど。

ちなみに、夢は「タケちゃんマン」でしたけどね。

「しょぼい起業で生きていく」の失敗例

多分いろんな変なこと面白いことが思い浮かぶはずなんですよ、二十歳前後あたりって。

学校っつー縛りから解き放たれるってのもあるでしょう。

で、思いついた変なことを実行できちゃうのもその頃。

で、そういう変なことを実行してもなんとなく世間が温かい目で見てくれるのは二十代のうちまで。

べつにコレ、私がそう思うってことより、空気としてです(って結局私がそんな空気だと思ってるってことですが)。

それを過ぎれば、温かかった世間の目も、どんどん生ぬるくなるでしょう。

(たとえば、プロ奢ラレヤーが四十五十になっても奢られ続けてたらさすがにオイオイっていうか、なんかもう気持ち悪いでしょ?もしそのままだったらそれはそれでスゴいけども)

そう、世間の空気なので、自分が「うるせえよ!」って思えればいいんです。

ですけど、二十代半ばにもなって結果らしきもの(食えるかどうかとか)が見えてこないと、ナニクソ根性も徐々に萎えてきます。

ナニクソ根性が萎えてくると、それまで「うるせえよ!」で軽くはね返せてた、世間の空気が少しずつ自分に染み込んできます。

それに加えて、二十代も後半になってくると、心と身体にガタがきはじめます。

それまでワクワクしながらやっていたことがしんどくなったり、エイヤーッって気合入れなきゃいけないところで踏ん張りが効かなくなったり、大事な一歩が出なくなる。

私の場合は、坐骨神経痛の鈍い痛みやしびれが十代後半からあって、二十代半ばぐらいまでは活力みたいなもの(それこそが「若さ」なのでしょう)が勝ってたんですが、慢性的な痛みしびれにメンタルがやられ始めてきた二十代後半頃に、店舗の更新のタイミングが重なり、高円寺のキワモノ喫茶店をやめました。

23年しびれ続けて分かった。坐骨神経痛の原因はヘルニアではない。慢性痛には薬も治療も病院も整骨院もいらない。
どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]、41歳(記事初出時)です。18の夏、腰にピリッと違和感を感じてから早23年、ついにここにきてかなり症状が改善しています。どうやら、坐骨神経痛(原因不明の慢性の痛み)の本質をつかんだよ...

それからはまぁ、いわゆる普通っぽい人生です。

それはそれでいいもんですけど、若い頃の「やったるぜ心」ってのはうまく成仏させなければ、ず~っとくすぶり続けるんです、ず~っと。

そんな心持ちで「しょぼい起業で生きていく」を読むと、いかに自分が無知で無策で度胸もないくせに斜に構えていたかとか、そんなんが痛烈に叩きつけられます。

多分今もさほど変わってませんけど。。

ダウンタウンと生きづらさ 〜アラフォー男はだいたいダウンタウン症候群〜
どうも、ごっつ世代の高校中退、林やすむ[@hayashiyasumu]41歳です。 夢で逢えたら、ガキの使い、ごっつええ感じ、この辺りを多感な時期にリアルタイムで体感していた方なら、多かれ少なかれダウンタウンの影響を受けてきたのではな...

ってなんか、書き続ければそんなんばっかりボロボロ出てくるだけなので、この辺にしましょう。

「えらいてんちょう」だからできると思っちゃう人へ

こういう本を読んで、「こんなにうまくいくかよ」とか「頭いいからできるんだろ」とか、なにかと理由をつけて、認めたくない感覚って誰しもあると思います。

そんな人が理解しておいたほうがよいのは、この本はあくまでえらいてんちょうさんの試行錯誤の末のひとつのモデルケースであって、そのイロイロをこんな感覚や考え方、こんな方法でやってみたら、自分以外の人でも「似たような目的を叶えられるんじゃない?」ってのを、えらいてんちょうさんの感覚で示した本なワケです。

​書いてあることをその通りにやれば誰でもできるよ!じゃなくて、ひとつのケースの実録&解説本です。

​そもそも地頭がいいうえに、勉強もできて、それを大学までこなした上で生きづらいって言ってる人であって、生きづらさが引き金になってはいるけど、ある意味開拓者的な気質があるというか。

もっと前の段階で辛抱しきれず投げ出してる我々のような人たちとはちょっと種類が違います、多分。

なので、えらいてんちょうさんの「誰でもできそう」のハードル設定が人によっては高いとかってのはあるんでしょうけど、それ言い出したらもう一人ひとり違うワケで、文句たれてるヒマがあったら、自分のやりたいこと、できそうなこととのすり合わせをして、自分でやってみると。

「しょぼい起業で生きていく」の成功例「えもいてんちょう」さん

で、それを自分でやってみた人の話。

本の中に、「えもいてんちょう」さんって、それこそしょぼい起業的に「しょぼい喫茶店」(っていう名前の喫茶店)を起業した方の話が出てくるんです。

なんか、本になっちゃうと全部が創られた成功者の物語に思えちゃうんですけど、読んでからえもいてんちょうさんのブログとかツイッターとか見て感じるリアリティね。

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ホントにここ一年の話なんだな~って、そんで、えもいてんちょうさんにしても一緒に働くおりんさん(※詳しくは読んでネ!)にしても、それぞれがそれぞれの決断で勇気ある一歩を踏み出した結果であって、本人たちこそ信じられない!って感じなんだろうな~って。

ホントにね、その「大事かもしれない、人生を変えられるかもしれない一歩」が、歳をとればとるほど踏み出せなくなるんです。

で、そういう一歩って、強くそう思ったそのタイミングでしか踏み出せません。

だからホント、とにかく動け若者!

迷ったら一歩踏み出せ!!

ってゆーか若者の心配より、とにかく動けよオレ!!

じゃ、バイナラ〜ッ!!

【しょぼい起業で生きていく】

コメント

  1. コルネット より:

    はじめまして、半分死体のコルネットと申します。鈴木さんのブログを先ほどいくつか読ませて頂き、「なるほど!」と思う部分がいくつかあり、感情というものが有るのか無いのかさえ分からない半分死体の私がほんの少し、ほんの少しだけですが嬉しいような、楽しいような、懐かしいような不思議な気分が持てました。これは過去に当たり前に持っていた共感てやつなんですかね?。また何かやって見ようと一瞬だけ思う事が出来ました。ありがとうございます!。

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