花粉症対策はロイテリ菌を口に入れて寝るだけ。抗炎症作用でスギもヒノキも関係ない

スギもヒノキも関係ない。花粉症対策はロイテリ菌を口に入れて寝るだけ、の記事のアイキャッチ画像 健康

どうも、スギ花粉の舌下免疫療法(シダトレン投与)継続中の林やすむ[@hayashiyasumu]です。

生きづらさの軽減に、Q​​OL(Quality of life:生活の質)向上は欠かせません。

シダトレンの経過報告は、もう少し先にさせて頂いて、正直なところその舌下免疫療法よりも明確に効果を感じられた、副作用もない花粉症対策を見つけてしまったので、先に報告させて下さい。

なんて、自分自身の経過を見ながら記事を書いていたら、花粉シーズンも落ち着き始めて、GWの10連休に突入してしまいました。。

あくまで個人の実体験の経過として、記録に残しておきます。

ちなみに、体感として、スギやヒノキなど品種による違いはないので、これからの秋の花粉、ブタクサ、ヨモギ(キク科)や、カモガヤ(イネ科)などにも当てはまる記事内容になると思われます。※また実体験として記事にする予定です。

花粉症でなく口内環境改善で試したロイテリ菌とL8020乳酸菌

娘からの「おじいちゃんお口臭い」ならぬ「お父さんお口臭い」的なリアクションから、口内環境改善計画がスタートしました。

口内環境改善に有用といわれる代表的なプロバイオティクス(人体に有益な乳酸菌やビフィズス菌などの常在菌)には、ロイテリ菌L8020乳酸菌があります。

ロイテリ菌は、スウェーデンのバイオガイア社が多くの特許を持つ乳酸菌の一種。

ラクトバチルス・ロイテリ菌 – Wikipedia

L8020乳酸菌は、広島大学大学院の二川浩樹教授が発見した乳酸菌の一種。

L8020乳酸菌 – Wikipedia

手始めに、L8020乳酸菌のマウスウォッシュを1~2ヶ月ほど試してみましたが、私には変化が感じられませんでした。

次は、バイオガイアのロイテリ菌。

歯磨き後に、ラムネ菓子のようなタブレットを口に入れて(噛んだり舐めて溶かそうとせずそのまま)寝るだけ。

難しいことはよく分かりませんが、世界的な実績から見て、ロイテリ菌への期待の方が大きいです。

スギ花粉の飛散時期とロイテリ菌摂取が偶然重なって気づいたこと

ロイテリ菌を摂り始めてから2~3日もすると、寝起きの口の中が気持ちスッキリして、口臭も軽減してるかな?という感覚がありました。

そのまま一週間から十日ほど経過するにつれ、気づいたことがふたつ。

日々の気分が上向きになっていること

坐骨神経痛の痛みとしびれがやわらいでいること

私は、ごくかんたんな一行日記を付けてまして、主に体調やメンタルで気になることや、毎日の気分を五段階で記録しています。

その一行日記の内容とロイテリ菌摂取に相関があることを実感として感じました。

ただこのあたり、日々QOL向上のためにプロテインや食物繊維、各種ビタミンミネラルなどいろいろ試行錯誤をしながら長期に渡り摂取しているため、確実にロイテリ菌だけの影響とは言い切れません。

率直な実感としては、それまでの変化のペースや度合いからすると、ロイテリ菌が改善に関わっている可能性は高いです。

そして、もうひとつ感じたのが「花粉症の症状が出ない」ことでした。

スギ花粉舌下免疫療法(シダトレン)の効果かもしれない

花粉症の症状を、即座にロイテリ菌と結び付けなかった理由は、冒頭でも触れている「スギ花粉の舌下免疫療法(シダトレン)」です。

現時点で、シダトレン投与期間は一年半ほどで、スギ花粉の2シーズン目ということもあって(舌下免疫療法は3年継続が推奨されていて、その間に徐々に効果が出てくる)、もしかして舌下免疫療法の効果かもしれないという希望的観測がありました。

2019.11.2追記 その後シダトレンはやめました。

そして、それを確かめるため(というワケではなくバイオガイアのロイテリ菌はコスパ的にキビしいという現実問題から)、ひとまず一ヶ月でロイテリ菌をストップしました。

すでにスギのシーズンが始まっていた2月の初めから3月の初めまで使っていて、服用期間中はスギ花粉の症状らしきものは、「わずかに違和感がある」程度で、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどはほぼありませんでした。

ちなみに周囲では、くしゃみをしたり鼻をすすっていたり目をショボショボさせていたり、明らかに私より強く症状が出ている人が多い印象でした。

腸内細菌(常在菌)は坐骨神経痛など様々な慢性症状改善のカギかも

今回のロイテリ菌摂取による体調の変化は、主目的であった口臭の減少にとどまらず、気分の改善、坐骨神経痛の緩和、花粉症の大幅な軽減と、多岐に渡るものでした。

「○○に効く」というのは、あくまでも最も効果を感じられるのが○○なのであって、人の身体はひとつで、そのよい効果は全身のあらゆる場所に表れる可能性があるのです。

私個人の実感として、ロイテリ菌には体内で起こる炎症を抑える作用があると感じました。

と思ったら、バイオガイアジャパンのサイトにしっかり記載がありました。

この研究は合併症を伴わない急性憩室炎と診断された88名(男性34名 女性54名、平均年齢62歳)を対象に実施されました。すべての被験者に対して標準的な抗生物質治療を1週間行い、並行して44名の被験者はL. reuteri®ATCC PTA 4659を、残りの44名はプラセボを10日間摂取しました。

その試験の結果、L. reuteri® ATCC PTA 4659を摂取した被験者は、プラセボを摂取した被験者と比較して、腹痛や炎症を有意に軽減することが示されました。

<プレスリリース>Lactobacillus reuteriによる憩室炎の痛みの軽減

原因不明の慢性症状に炎症が関わっているという話はよく見聞きします。

慢性疲労症候群と脳内炎症の関連を解明 | 理化学研究所

健康診断では問題にされないようなレベルの、(ずっと抱え続けた)炎症が治まることで、様々な症状が軽減するというのは、充分にあり得る話です。

効果に個人差があることはいうまでもありませんが、花粉症に限らず原因不明の不調に悩まされている方には、なにかしらよい効果が期待できるのではないでしょうか。

ロイテリ菌はバイオガイア社以外にもある

記事作成中、日に日にロイテリ菌の効果を実感しながらも、もう少しコスパのよい商品はないかと調べました。※価格はすべて記事作成時のものです。大幅な変動に気づけば更新します。

ちなみに、バイオガイア社のこちらの商品で、1日あたり約100円

▼5個セットで約12000円(1個当たり約2400円なので1日あたり80円ほど)ってのがありました。価格がけっこう変わるっぽいですが。効果を分かってる方であれば「買い」じゃないでしょうか。2020.07.05追記

私調べによると、バイオガイア社以外のロイテリ菌サプリメントは二種類(※オハヨー乳業のロイテリ菌はバイオガイア社ライセンス品のため除外)。

2022.1.24追記

もう一個ありました。

けっこう前に見つけて気になってたやつを最近飲んでみてますが、けっこうイイ感じです。

バイオガイアの次の選択肢でいいんでないでしょーか。

【HealthyBiom, ビタミンD配合ラクトバチルス ロイテリLRC、50億CFU、ベジカプセル60粒】

ビタミンD配合ラクトバチルスロイテリLRC、50億CFU、ベジカプセル60粒
HealthyBIOM™(ヘルシーバイオム)ビタミンD配合ラクトバチルスロイテリLRC™は、よく知られているプロバイオティクス、つまり善玉菌を含んでおり、健康をサポートします。* カプセルに50億CFUを配合ラクトバチルスロイテリLRC™、植物性ビタミンDを使用 日々の健康をサポート*iTest承認済み

ひとつはこちら。

【Lロイテリ菌 70億個 サプリメント (30粒) 海外直送】

レビューの少なさを考えると、1日あたり約67円であれば、バイオガイア社の実績を取りたいところです。

もうひとつがこちら。

【Nature’s Way – Primadophilus ロイテリ – 90ベジタリアン用カプセル】

一日あたり約39円。

日本(Amazon.co.jp)のレビューはあまりよいものはありませんが、その下に続く海外(Amazon.com)のレビューはよさそうです。読めないけど。

こちらの商品、iHerb(次項にかんたんな説明あり)というアメリカのショッピングサイトにも取り扱いがあります。※最初に挙げた、スワンソン社(SWANSON)のロイテリ菌はAmazonのみ。

そちらを見ると、やはり高評価のレビューも多く、一日あたり約32円。

【Nature’s Way, Primadophilus Reuteri、Superior Probiotic、植物性カプセル 90粒】

Primadophilus®(プリマドフィルス)ロイテリプロバイオティクス、50億CFU、90粒
消化と免疫の健康をサポート植物由来のプレバイオティクス繊維1日1回遅延放出プロバイオティクス サプリメントグルテンフリーNutraFlora®(ニュートラフローラ)DDS®グルテンフリー消化をサポートするプロバイオティクスとプレバイオティクスプリマドフィルスロイテリの主な菌株はラクトバチルスロイテリです。ラクトバチルス...

AmazonにせよiHerbにせよ、まずネイチャーズウェイ(Nature’s Way)のロイテリ菌を試してみていいのではないでしょうか?

ち、ちなみに、こちらの私のクーポンコード【AEQ7992】をコピペして頂くと初回注文時に10%OFFになりますのでお使い下さいまし。コピペしなくてもリンクから行けばいいみたいです(※ちなみに私にも10%のリワードクレジットがつくらしいですけどリワードクレジットがなんなのかよく分かっていません。私は自称「信用に値する人物」ではありますが、まぁ「なんかあやしい!」と思ったら検索して買いに行きましょう)。

iHerb利用時の注意点。たいていAmazonより安く信頼性の高い類似品が豊富

iHerbはサプリメントやオーガニック食材など「健康」関連中心の、アメリカのショッピングサイトです(商圏は世界中といった感じで日本語も対応)。

大きな特徴として、「購入=個人輸入」扱いになりますが、それにより手続きが増えることはありません。

ただ、以下のような注意点があります。

・40ドル以上で送料無料になり、おおよそ15000円以上(為替レートにより変動)だと関税がかかるので、一回の買い物金額をこの間に収める
・たいていの商品がアマゾンよりも安く、アマゾンにはない類似商品も豊富なため、価格、品質、レビューなどの検討を丁寧に
・配送が4〜5日ほどかかる

私自身、4ヵ月ほど前に初めて利用して、すでに3度ほど買い物をしていますが、今のところ特に不便やトラブルはなく、大変重宝しています。

2019.11.2追記 その後もガンガン使ってますがトラブルなしですハイ。→2020.07.05 その後も1~2ヶ月に一度ぐらいの頻度で利用中。一回、密封ラベルがちょっとはがれかけてるみたいのがありました。カプセルサプリで、こぼれてるとかそういう実害みたいなことはなかったのでまぁ。

花粉症と思われる歯茎の腫れと痛みもロイテリ菌で治まった

ロイテリ菌のリサーチをしている間、就寝時の鼻づまり、目のかゆみ、味覚減退、頭皮の痛み(洗髪時にチクチクしみるような)など、私の自覚している花粉症の症状以外に、ひとつ明確な身体の異常が出ました。

歯茎の腫れと痛みです。

フロスを通したり、歯ブラシが当たる度に「イタッ」っとなり、出血もあります。

この症状が出始めてから数日後に、ネイチャーズウェイ(Nature’s Way)のロイテリ菌サプリメントが届いて、服用3日ほどで症状が落ち着き始めて、その翌日には治まり、それからは腫れも痛みも出ていません。

おそらく、歯茎の腫れと痛みも花粉症の症状と考えてよさそう。

!https://www.center-bill-shika.jp/2017/02/23/191/

(っていう歯医者さんの記事があったんですけど削除されたようで。。)

と同時に、ネイチャーズウェイ(Nature’s Way)のロイテリ菌にも花粉症の症状を抑える効果を実感できました。

ですが、バイオガイア社のロイテリ菌とネイチャーズウェイ(Nature’s Way)で比較すると、バイオガイア社の方が様々な点で体質改善になっているように感じます。

うまく説明も証明もできませんが、腸内がメインの常在菌は口の中にも多く「口の中で溶かすこと」にも意味があるのかもしれません

スギもヒノキも関係なく花粉症にはロイテリ菌を試してほしい

そんなワケで、ひと言で済ませれば、「ロイテリ菌を口に入れて寝てみ」ってことなんですが、それでは誰にも信じてもらえないので、自分自身の体験をメインにこと細かく書かせて頂きました。

正直なところ、効果を感じられるかどうかという部分でひとつ心配があります。

私自身、いわゆる「健康オタク」でして、10年ほど前から様々な試行錯誤を繰り返して今に至っており、おそらく一般的にみて、現状なかなかの健康体だと思います。

なので、ある程度健康の下地があって効果を感じられたのかもしれないということです。

ただ、日頃健康に気を使わないからこそ大きな効果を感じられるかもしれませんし、その辺りは本当に試して見るほかありません。

私の場合、例年だと必ずといっていいぐらい、「鼻が詰まって口呼吸でしか眠れない」とか「食べ物飲み物の味がまったくしない」「鼻水が止まらない」というような期間が度々あるのですが、今シーズン(スギ~ヒノキの時期)は、今挙げたような「花粉症がツラくてどうしようもない」みたいな状態には結局一度もなりませんでした。

とにかく花粉症の症状にお悩みであれば、ぜひ一度試してみて下さい。

ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました