不寛容な日本社会の対策はスルー。SNSでもリアルでも許さない空気を避けよう

不寛容な日本社会の対策はスルー。SNSでもリアルでも許さない空気を避けよう。の記事のアイキャッチ画像 生きづらさ解消法

どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。

SNSがリアル(現実の生活)に溶け込み「不寛容な社会」が日本をますます生きづらくしているように感じます。

つい先日発表された「世界幸福度ランキング」からも、日本の「不寛容」が浮き彫りになっています。※詳細は記事5項目「世界幸福度ランキング2019」 “他者への寛大さ 92位” の日本

不寛容をスルーできなくさせるSNSのゆるいつながり

SNSによるゆるいつながりが当たり前になるに従って、人と人との関係性を飛び越えて、様々な「考え」だけが自分の心に触れてくるようになりました。

共感に対する「いいね」で終わればいいものを、関係性の薄さとインターネット社会にあおられた承認欲求や自己顕示欲のおもむくままに、意見の違いをわざわざ相手にぶつけたり、本質に影響のないまちがいを、したり顔で指摘しては気持ちよくなっちゃう人が出てきちゃう。

やってる方は一人で悦に入っているが、やられた方の精神的なダメージは計り知れない。

一度でもそんな経験をすれば、「思ったことをいかに無難に表現するか」「やっぱりこれは発信しないでおこう」などと、表現の自由に自らフタをしてしまう。

まったくムダなことに神経をすり減らし、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」となる。

つながらなくてよかった許さない視聴者とテレビタレントのSNS

SNSで大きく変わったのが、有名人と一般人の関係性ですよね。

よくも悪くも、どれだけうっすらとした感覚であっても「つながり」を実感できるようになりました。

我々一般人からすると、好きな有名人に自分の想いを伝えられる(と感じられる)ことで満たされ、有名人からすると、他人を介さずにファンからのメッセージを受け取れたり自分の言葉で発信できることで満たされる。

現状分かってきたことは、ポジティブな面はそれだけっぽいということです。

つながりは、興味がないどころかキライな有名人との間にも生まれます。

一般人同士よりも露骨で複雑な承認欲求や自己顕示欲にかられた人が湧いて出てくるのです。

有名人は「公」も「私」もなく、常に不特定大多数とのごくごくうっすらとしたつながりを、無意識であっても感じていることでしょう。

安室奈美恵の引退や、嵐、西野カナの活動休止などにも、そんな「許さない社会」の影響が少なからずあるはずです。

テレビを見ながら届かない文句を言うぐらいが、お互いにちょうどよかったのかもしれません。

不寛容は関係性の抜け落ちた歪んだコミュニケーションが生む

SNSによる、現実の接触のないつながりというのは、人間という動物の本能からすれば不自然なものにちがいありません。

顔を突き合わせていれば、無意識に相手との関係性やお互いの置かれた状況に応じた相互理解のあるコミュニケーションになるはずが、アイコンや文字列などの限られた情報だけを元に、ふさわしい対応をしなければならないのです。

自然にこなしているようで、無意識にストレスを感じていたり、個々人のコミュニケーション能力の差が大きく、かみ合わないケースも多くなることでしょう。

ヒトの本能からすれば、関係性と相互理解の欠落したコミュニケーションには歪みがあり、ストレスが生まれるのです。

許さない空気をSNSで拡散する日本語の読めない日本人

衝撃!「日本語が読めない日本人」は案外いる | リーダーシップ・教養・資格・スキル
新井さんが代表を務める「教育のための科学研究所」が実施しているリーディングスキルテスト(RST)は、日本語で書かれた文章の基礎的な読解力を判定するテストです。中学校、高校の各教科の教科書や新聞の記事を…

書いてある日本語が読めないという意味ではなく、文脈から正しい意味を理解することができないということです。

前述のように、限られた情報を元にコミュニケーションを取る必要がある上に、そもそもの読解力が乏しいとされる人が増えているとなると、無用な誤解からネガティブなやりとりに発展するのも致し方ないことかもしれません。

ネット社会の成熟と、日本語の読めない日本人の増加、どちらがどのくらいのペースで進むか判断がつきませんが、もしも「不寛容はスルー」が世の中全体の常識になる日がくるとしても、まだまだ相当先の話になりそうです。

「世界幸福度ランキング2019」 “他者への寛大さ 92位” の日本

記事作成中に「世界幸福度ランキング」が発表されました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855631000.html

世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした国連の報告書がまとまり、日本は去年より4つ順位を下げて58位でした。G7=主要7か国の中で最も低く、台湾や韓国を下回りました。

国連は7年前から、1人当たりのGDP=国内総生産や健康に生きられる年数、社会の自由度などを数値化し、世界の国や地域の「幸福度」をランキングにしています。【NHK NEWSWEB】

若い頃はただ漠然と、こんなランキングあてにならねーよだの、幸福度にランキングってなんだよなんて思ってましたが、あながちまちがっちゃいない気がします。

というのも、長寿だったり経済的な豊かさとかも含めた総合的な幸福度で「58位」、それを項目別で見た時に特に際立つのが “他者への寛大さ” で、ななんと92位

やすむ
やすむ

まさに「不寛容の国」日本!

総合評価よりもこれだけポイントが低いってのは、なにかしら根拠があるだろうし、一見分かりにくい項目にもかかわらずこの異質さってところが、なんかもう世界中にバレちゃってる感じですよね。

むしろ、日本の中にだけいる日本人が気づいてなくて、外からいろんな国を見ている世界の人の方がハッキリ見えてるのかもしれません。

対策は「自分の心に不寛容が生まれたらSNSに絶対書き込まない」

さて、ここまで書いてきたように、ネガティブな側面も多いSNSですが、多くの人がそれを上回るメリットを感じているからこそ、あって当たり前のものにまでなっているワケです。

いじめや戦争がなくならないのと同じように、SNSにおける不寛容さがなくなるということはないでしょう。

ただ、できる限り当事者にならない方法はあります。

まずとにかく、そんな心の動きに気づくことです。

「なんかムカつくな」「コイツ全然分かってねえな」とか、つい思っちゃうのは仕方ありません。

そんな風に、「自分の心が不寛容な反応をした時は絶対にSNSに書き込まない」と決めておくのです。

相手発で自分にまったく落ち度がなくてもです。

独り言で済ませましょう。

そんな、無意識の自分の反応に気づくだけでもストレスは減ります。

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ちょっとしたストレスに気づいてその都度そのストレスを取り除くことが、着実にストレスを減らすことになります。

自分の心にチリを積もらせずに「ストレスの山」にしないことを心がけましょう。

自分がネガティブな空気の発信源にならないようにする、というだけでも全然ちがうはずです。

もしも、そんな感情を抑えられないとすると、あなたの私生活にはなにかしら根深い問題があるのかもしれません。

まずは、仕事や食事、睡眠、人間関係などの普段の生活を改めて見つめ直し、自分の考えや、浮かぶ感情を意識して、それがなにからくるのかを丁寧に確認してみましょう。

ではまた。

生きづらさとは「自分と社会とのズレ」である。原因に気づくことが解消の第一歩。
どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。40歳過ぎまで、自分と社会のズレなんてことを意識もせず、ただ漠然とモヤモヤした生きづらい人生を送ってきました。うつ病かな?母子家庭だから?高校中退だから?元ニートだから?...

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