どうも、寝る時のエアコンによる朝のだるさを解消した林やすむ[@hayashiyasumu](足立区民・41歳・妻子あり)です。
こんな世知辛い世の中、せめて寝てる時ぐらいはストレスフリーでぐっすり眠りたいですよね。
梅雨明け前後の連日の猛暑に、「今年(2018年)の夏は相当暑そうだな・・・」とビビビときた私が、寝苦しい熱帯夜でもぐっすり眠れて、朝だるくならないクーラーの設定を試行錯誤してピピピと見つけました。
白くまくんでもウルルとさららでもノクリアでもなんでも、メーカー・機種問わずできるシンプルな設定なので、睡眠時のエアコンでだるくなったり風邪引いちゃった人、ぜひ試してみて下さい。
猛暑日酷暑日熱帯夜だらけの2018年、睡眠時のエアコンはタイマー不要の時代へ
いやはやホントに、地球そろそろヤバくなってきましたね。
AIとかの前に、自分たちの日頃の行いで滅びそうな勢いです。
とまぁ、先のことを考えても悲しくなるばかりですし、まず目の前のことをどうにかしましょう。
梅雨明け前後にモーレツに暑い日が続きましたよね。
この時に、「もう寝る時にエアコンか・・・」と思いつつも、もはやつけなきゃムリなので、例年通り入タイマー切タイマーを駆使して何日か寝ました。
がしかし、暑くなるか寒くなるか。
どうにもエアコンが止まってからの室内の気温上昇が早くて、一回ずつの入タイマー切タイマーではもう足りません。
エアコンのタイマーって、1時間おきにつくとか、○時間ついたら○時間消えるとかそんな感じにしてほしい。
入タイマー切タイマーだけじゃまかなえない。自動ってのもなんか信用ならんし、一晩中つけたくない。でも朝まで暑い。
— 林やすむ[@hayashiyasumu]@生きづらいいとも! (@suzukiyasumu) 2018年6月29日
おまけに、去年までだと、朝方になればオフになっててもなんとかなった(っつーか窓開けたら外の方が涼しいわ!とか)のが、もはや朝まで完全に暑い。
タイマーでどうこうなんて言ってられない時代になってしまいましたよ、お母さん・・・。
「エアコン朝までつけっぱなし」への抵抗感がなくなる話
とはいえ、なにか効率の良い方法はないものかと検索していると、「エアコンの消費電力は設定温度に達するまでが最大なので、こまめなオンオフはつけっぱなしより電気代がかかる」という、一晩中つけっぱなしなんてエコじゃないし電気代もバカにならん!という、なんとなくの常識をくつがえしてくれる情報がたくさん見られました。
こちらの実験記事なんか、とっても分かりやすい。
その他、いろいろなサイトを見てみると、だいたいどんな環境でも、24時間フル稼働にすればそりゃその方が高くなるけど、寝る時など、ある一定の時間だけならつけっぱなしの方が若干安いという感じです。
だったらつけっぱなしの方がいいでしょ?!
朝のだるさは冷えすぎと自律神経の働きすぎ 〈じりっし~誕生!の巻〉
一晩中つけっぱなしとなると心配なのが、あのイヤ〜なだるさですね。
アレなんでかねぇ。寝たのに疲れてるんだよねぇ
- 冷えすぎないように(設定温度を高めに)
夏といえども、基本的に身体を冷やすというのはいいもんではありません。しかも全身を長時間ならなおさら。 - 温度変化を少なく(入切タイマーでなく自動連続運転)
目的は、自律神経を休ませることです。自律神経ってのは、寝てる間も呼吸してたり汗かいて体温調節したりとか、本人が意識せずとも働く身体の機能ですね。 - 身体への直接刺激を避ける(扇風機でなくサーキュレーター)
これも自律神経への負担軽減。エアコンや扇風機の風を直接身体に当てないようにしましょう。
自律神経ってのは、「こんな時はこうする」という身体機能の調節を絶え間なく行っているワケです。
ご主人様がグースカ寝ている間も働きづめなんだジリ~
できるだけ一定の環境をキープしてあげることが、働き続ける自律神経の負担を減らし、ひいてはあなたの疲労を回復させることに繋がるワケです。
リンパ液ぷっしゃ~ッ!!
※じりっし~©は「生きづらいいとも!」の完全オリジナルゆるキャラです。
扇風機からサーキュレーターに変えて実感したこと
私自身、サーキュレーター初体験でして、その感想。
「サーキュレーターがいい!」ってよりも、「扇風機ってけっこう身体に負担かかってたんだ」ってのを実感してます。
なんとなく40年ずーっと、扇風機でいいじゃんって思ってましたけど、目的が違うんだなって。
扇風機は、エアコンつけるほどじゃないって時のエアコンの代わりとかサポートとして涼しさの足しにするもの。
サーキュレーターは、部屋の底に溜まってとどまる冷たい空気を上に運び、空気を循環させて室温を一定にし、身体への負担を減らすもの。
扇風機の風は広く浅く、サーキュレーターの風は狭く深く。
なんかサーキュレーターがカッコよく見えてきた・・・。サーキュレイトだゼ。。
こういうシンプルなやつで充分。
ちなみに、最初アイリスオーヤマの買って、けっこう早々に壊れたので山善(※2021.7追記 こちらは長持ちしてまっせ!)。
夜寝る時のエアコン朝だる対策なら、部屋の底の方に溜まっていく冷たい空気を循環させて室温を一定にするという目的でサーキュレーターを上向きにして(弱めに)回すというのがベストです。
もうちょうい下でも触れますが、朝方になると身体の深部も冷えてきて、その上ほっとけば冷たい空気も下に溜まっていくので、なにもしないとだるさの大敵「冷え」がダブルで襲ってくることになります。
【結論】エアコン設定は「冷房・27℃・自動」&サーキュレーター。で、朝方寒くなったら28℃かエアコン切
やっと具体的な手順です。
まずは部屋を冷やします。
ワンルームの場合、すでにエアコンをつけて過ごしてると仮定して進めます。
眠りに入る15分~20分前あたりから、25℃前後の気持ちひんやりする設定で部屋を冷やしましょう。
サーキュレーターも強の首振りでオン!
寝室が別で夜までエアコンがついていない場合は、壁や家具の蓄熱(日中の熱をため込んで温かくなってる)を考慮して、もうちょい長めに45分ぐらいは冷やしましょう。
そして、さて寝ようってタイミングで27℃にして、サーキュレーターも弱(静があれば静)にします。
入眠時と朝方は気持ち冷えるので、必ずタオルケットは用意しましょう。
寝る時は気持ちいいぐらい涼しくしてスーッと眠りに入って、起きる時はちょっと暑いなぐらいでジワジワ目覚めに向かう感覚が、朝のだるさ対策には有効です。
極端に言えば、眠る時は「快」、起きる時は「やや不快」ぐらいがいい。
朝方に冷えるのはなぜか、壁や家具が蓄熱するように、人の身体も表面と深部では温度が違います。
要は、睡眠によって深部まで冷えたことで、同じ条件でも体感が変わるってことです。
なので、朝方になるとなんか寒くなる。
ここがちょっとポイント。
私のように中年になってくると、オシッコしたいなとか、夜中にワールドカップで盛り上がってるヤツうるせーなぁとか、妻が水飲みに行ったなとか、ちょっとしたことでイチイチ目が覚めるので、「なんか寒いな・・・」で、たいがい目が覚めます。
このタイミングで設定温度を1℃上げます。
寒さの度合いによってはスイッチオフ。
問題は、何があっても目覚めない若者。
冷えてても、一度寝てしまえば朝まで寝ちゃうので、結局その冷えが朝のだるさにつながるワケです。
タオルケットが、こういう「起きないけど、あれば無意識にかける」って時に役立ちます。
一回寝たら朝までテコでも起きない自覚のある人は、起きる時間の1~2時間前にオフタイマーをかけましょう(温度設定だけを変えるタイマーは多分ないので)。
さて、このあたり、もうちょい理屈を分かりたいって人はこちらの記事がとてもしっかり解説してくれます。
おわりに
こんな感じで、ざっくり理屈も踏まえつつエアコンをうまく使うことで、連日の熱帯夜でもぐっすり快適に眠ることができます。
個人差はもちろんですが、環境(我が家の場合は家族4人川の字+1)とか、エアコン自体の個体差やメーカー・機種の違いもありますので、記事中の設定温度や運転時間はあくまでも目安として各々調整しつつあなたのベスト設定を見つけてみて下さい。
ただでさえ生きづらい昨今の世の中、せめて寝るときぐらいは心地よく眠りましょう。
それでは、ハバナイススリ~プ!
バイナラーッ!!
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