さてとポテト。
年末年始の恒例行事になりつつある、3年連続3回目の手前味噌。
手作り味噌10kgは家庭で仕込む量ではない
この時(一昨年)は、仕上がり量2.5kgで、去年は記事にしてないけど5kg。
そして今年は、倍々々ゲームの10kgやで!
っと一応始めに言っておくと、10kgはちょっと家庭で仕込む量じゃないなって感じでまあまあ大変でした。
一定量を2年、3年と熟成させたいとか、米麹と麦麹で作りたいとか目的があればそれはそれでできないことはありませんが、だったら(配合変えたりしつつ)2~3kgずつで分けて仕込んだ方が、味のちがいを楽しめたり、慣れて手際もよくなるし、道具もあるもので代用しやすかったりでいいかなと思います。
っていうのを、やる前にもっとちゃんと思いたかったものです。
手作り味噌10kgの材料と配合量
- 大豆 3kg
- 米麹(生) 3kg
- 塩 1kg
計7kgのなにがどうなって仕上がり量が10kgになるのかというと、水で戻した大豆の重量が倍になるためですハイ。
2021仕込みは麹2:大豆1で甘め、2022仕込みは麹1:大豆1でなかなかいわゆる「味噌」な感じに仕上がりまして、もうちょい塩気があってもいいかなと思ってたんですが、メモってた塩の量がどっかにいってしまって、分かりやすく1kgにしました。
あとから出てきたメモには600gと書いてありまして、(倍量の今回なら1.2kgになり、本当はもうちょい増やしたかったので)今回も塩気はちょい控えめになりそうです。
大豆と麹と塩の分量はかなりお好みな感じで、塩を全体量の10%程度にして、あとは分かりやすく麹と大豆1:1を基準とすると、麹多めなら甘みとコク、大豆多めなら辛じょっぱいキレの方にシフトするような感じだと今学びました。
こんな手作り味噌ツールがありましたよ。
(発酵でなく腐敗にならないように)塩と麹を極端に減らさなければ、分量による失敗はなさそうです。
一応、減塩を気にされてる方にひとつ情報を入れておくと、体に悪いのは「塩」ではなく「精製塩(いわゆる食卓塩的なミネラルを削ぎ落した最安の塩)」ですので、気になったら調べてみましょう。
さ、無農薬大豆と生米麹はメルカリで購入。
特におすすめとかはないので、各自見っけて下さい。
塩は今回コチラ。
10kg仕込みで用意する道具
- 容量10L程度のバケツ(or漬物樽) できれば2つ
- 大きい鍋 できれば3つ
- ちょっと丈夫なビニール袋 5~10枚(テキトー)
ざっくりとした工程は前の記事で。
とにかく大豆をたっぷりの水でたっぷりの時間浸す
とにかく大豆をたっぷりの水でたっぷりの時間浸すことが、その後の工程を楽にするってのを改めて感じました。
10kg仕込みで大豆の量も多かったし、3倍量の水で浸すってのを忘れてて、なんとなくこんなもんかなって、2倍ちょっとぐらいにしてたんです。
そしたらやっぱり水が少なかったようで、朝見たら大豆がこんもりと水面より盛り上がってました。
するとやっぱり、指で潰れる感じになるまでに4時間半ぐらいはかかりましたか。
煮る時間もかかるし、それでも全部しっかりヤワヤワになってないので、潰すのもけっこう大変でやっぱ時間かかる。
なので、2日前の夜から(丸一日半ぐらい)3倍量以上の水に浸しておくぐらいでいいような気がします。
煮る時間も短くなるし、しっかり柔らかくなって、潰すのも楽になるし。
労力としてはこの「大豆潰し」作業が最も大きいです。
あとは浸しておく容器とか場所とかも考えると、やっぱりいっぺんに仕込む量じゃないなーと。
煮るのもコレを2サイクルで、早朝から昼過ぎまでコンロ開かないのも困りましたし。
そんな感じで、いろいろハショって終わりにします。
手作りみそ10kgの参考記事
やってみようかなって人にお役立ちの参考記事を。
よくある失敗例
乾燥麹で仕込む場合
10kg仕込みのアレコレ
じゃ、おやすむ~!!
コメント