さてとポテト。
一週間前から、朝食抜きにして一日二食にしてます。
一見ちょいと常識外れですが、意外とポピュラーな健康法だったりします(※一番下にそれ系の本のリンクはっときます)。
半日断食とか、プチ断食とか、ファスティングとか、狙いとしてはだいたい同じようなものです。
やってみて、一週間でもエラいよさげなので記録。
朝食抜き一日二食を一週間続けてみての変化
この一週間の変化です。
1日目、特に体感なく普段通り。べつに腹減った感もなし。
2日目、やけに眠くてだるくて体も重い感じ。
そして3日目に、私の中でヒジョ~に大きな変化がありました。
もうかれこれ一年経ちますでしょうか、腕立て伏せで左肩をグギッとやって以来、服を着る時やら脱ぐ時やら、寝てる状態から起き上がるのに支える時やら、上の方にある物を取る時やら、なにかしら特定の動きをすると肩から二の腕に痛みが走る状態になり、今も治ってません。
自己診断で腱板損傷だと思い込んでましたが、MRIを撮ったところ肩関節周囲炎でしょうと。
鍼に通ったり、関節炎によいサプリメントを摂ったり、標準治療(ヒアルロン酸注射)に通ったり、一年色々やってきましたが、ほぼ改善している実感なくここまできました。
なんとなくほんの少しはよくなってるかな?ぐらい(ってゆーかそう思いたいみたいな)。
一年変化のなかった肩関節周囲炎に回復の兆し!
それがですね、この3日目に明確な変化が表れたのです。
背中握手って分かりますかね?
体の後ろで手と手をつなぐやつ。
元々両方指をひっかけるぐらいはできてたんですけど、肩を痛めて以来、左手を下から背中に回す方は手が届かなくなったんです(痛くてつっぱって腕が曲げられない)。
それがなんと、届いたんですわ!
指がひっかかるとこまではいかないけど、人差し指と中指が右手に触れるの。
私の脳内で、「3日で成果が出た!」という大げさ派と、「一年かかってここまできただけ」というクール派がせめぎ合いましたが、私の体感としては、大げさ派に軍配が上がります。
だってやっぱ、これだけいろいろやってきて変化を実感できてない、言わば一年ず~っと成果ゼロなとこに、「届くか届かないか」というゼロかイチかの明確な変化が表れたワケですから。
メンタルや目覚めのスッキリ感もはっきりある
でね、それだけじゃないのがまたそう思えるんです。
4日目以降、首肩周りのスッキリ感だけでなく、メンタル的にスッキリしてる感じもあるし、目覚めもすこぶるいいの。
たまに不意に味覚が鋭くなってる感じがしたり。
こりゃトータルでいいなって。
そんな感じの一週間。
再び「代謝の異化と同化」にブチ当たる
これ、肝は「代謝」ですね。
代謝の「異化」と「同化」。
ナイアシンの時に気がついたやつ。
セルフ引用しますと、
代謝を大きくふたつに分けると「異化」と「同化」。
「異化」は、取り込んだ食べものをひとつひとつの栄養素にバラすこと。
「同化」は、そのバラした栄養素を材料にして体を作ること。
「異化」と「同化」で代謝のサイクルが回ると。
ナイアシン(ビタミンB3)500mg一日3錠を1ヶ月続けて気づいた代謝の「異化」と「同化」 | 私の墓
で、その時は、サプリメントの摂りすぎで「異化」の作業(栄養素を取り込んでバラす)が爆増することで、「同化」つまり、体の再生まで手が回らない状態になってたんではないかと、個人的に推測しとるワケです。
ところが実際は、サプリメントどころか、「一日三食」という規則正しい(とされる)食習慣が、すでにその状態を作り出していたんではないか、というさらなる個人的な推測が爆誕した瞬間にあなたは立ち会っておるということになります。
でその、一日三食という「異化」過多の状態から脱したとたんに、「同化」が促進されて、背中握手ができるようになったと。
一日三食が最適な根拠はなく一食派もいれば五食派もいる
そういう観点から「一日三食」という常識を見直してみると、正解が何食なのかはすんなり結論が出ずとも、疑問も感じず守り続ける「一日三食」になんの根拠もないことは意外とすんなり結論が出ます。
一食がいいって人もいれば五食がいいって人もいたり。
狩猟採集時代に朝ごはんを食べたか
こんな風に、(特に健康関連で)いろんな人がいろんなことを言ってて、なにが正解かよく分からない時の考え方のコツがあります。
人間が、限りなく野生に近い環境で生きていた時代に考えられる状況から、人にとって最適であろう形を推察するんですハイ。
(火を使う前の)狩猟採集時代を、まぁ大ざっぱに想像し得る今の人間社会につながる一歩目と捉えてみると、まず第一に、食事らしい食事というのは、獲物を捕らえたその時になるワケで、それが一日一度必ずあるとは考えにくいし、仲間に分けることはあっても、何食分か保存するなんてことないでしょうから、その辺だけで考えても、一日に複数回食事らしい食事を習慣的に摂るということが、いかに非現実的かが分かります。
せいぜい一日一食がいいとこで、ラッキーで二食とか、逆に食えない日が続くことなんかザラでしょう。
そんな状況で、目の前の新鮮な食べ物を次の朝まで取っておくなんてしないでしょうから、つまりは朝ごはんなんてもんはありえない話だろうなと。
で今言ってるのは、あくまで食事らしい食事のことで、木の実とか野草とかそんなんはちょこちょこ食うでしょうから、即飢えるようなことはなく、「一日三食」が常識とされるこの100年よりはるかに長~い年月をず~っと生き抜いてきたってことになります。
要するに、状況としては基本「一日一食+木の実などの超軽食+時々断食」って感じ。
ホラなんか、一日一食とかファスティングとか、その辺の健康法がチラつくでしょ(ってゆーかそういうとこから行き着いたんですかね)。
ふと思いましたけど、(それだけで結びつけるのはちょいと乱暴な憶測ですが)一日三食の定着と病気の増加ってのも、グラフにしたらおそらく似たような曲線を描くんではないでしょーか。
タモリもたけしも内村航平も福山雅治も一日一食
そんなん書いてたらね、タモリは一日一食らしいですよ。
体洗わないとか、たいがいのことはタモリと福山の言う通りにしてたらまちがいないですから。
っつーか、一日一食の有名人山ほどいるやん!?
タモリ、ビートたけし、福山雅治、内村航平、白鵬、小野伸二、辰吉丈一郎、高橋一生、落合博満、水谷豊、片岡鶴太郎、西川貴教、GACKT、オバマ元大統領、ビルゲイツなどなど(※あくまでネットの見かじり情報ですので詳しくは自分で調べましょう!)。
やっぱなんかこう、有名人なんてのは突き詰めてる人たちですから、そんな突き詰める人たちがこれだけ実践してるってのは、それだけでなかなか説得力のあるデータですわ。
で、数十年とかそういうレベルで続けてる人が多いんですよ。
アスリート系は調整とかそういう感覚ですかね。
この感じからすると、おそらく人間の体だけを考えたら理想は一日一食なんではないかなと思いだしている今です。
ひとまずこのまま、朝食抜きを継続して体調を見つつ、それ系の本を何冊か読んでみて、もうちょい理解を深めていこうかなと思っております。
その後もいい感じです。
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