「おひとりさま」は楽なようで結局しんどい。孤独死回避のために老後をイメージ

「おひとりさま」は楽なようで結局しんどい。孤独死回避のために老後をイメージ してはいけないこと

「おひとりさま」は楽なようで結局しんどい。孤独死回避のために老後をイメージ

どは。

今の世の中、一人でも楽しめるサービス、一人でも居心地のよい場所が増えて、「おひとりさま」でもずいぶん生きていきやすくなりました。

人間関係を築くのが下手な、生きづらい私たちにとって、一見よい流れのようですが。。

「一人が楽」にハマらない

なんだかんだ気を使ったり、煩わしく感じてしまう人間関係。

人は楽な方に流されるもので、ついつい面倒な人間関係を避け、一人でいることを選びます。

その時だけを考えれば、余計なストレスに晒されることもなく、自分にとってよい選択のように感じられますが、長い目で見た時に、その選択を積み重ねておひとりさまで生き続けることは、果たしてあなたの人生を活き活きとしたものにするでしょうか?

充実する「おひとりさまサービス」に利用されるぼっち客

インターネット上のサービスだったり、飲食店だったり、おひとりさまで心地よく利用できるサービスが増えています。

どこまで広がる?“おひとりさまサービス”|日テレNEWS24
おひとりさまをターゲットにしたサービスが、飲食店だけではなく様々な市場で広がっている。レジャー施設や専用の雑誌までお得に楽しめる“おひとりさまサービス”が続々と広がっている背景を取材した。

「そういう世の中だから」で済ませてしまいそうになりますが、ちょっと立ち止まりましょう。

まぁでも、「そういう世の中」なんですよね、実際。

それがいい悪いでなく、求める人が多くなれば、商売にする人も増えて、ますますその方向に進んでいくと。

しかし、もし全員が「おひとりさま」になったらどうなっちゃうんでしょう。

やすむ
やすむ

もう人増えなくない?

ってまぁ、今目の前がキツい人に「遠い将来、人いなくなるんじゃね?」なんてのは飛躍しすぎでしょうけど、いや、なんていうんでしょう、たとえばあなたが、ネットゲームで依存症になろうが、毎日ハンバーガー食べて体壊そうが、売ってる側は知ったこっちゃないっていうかね。

売れるし求められてるんだからイイじゃんってなもんで。

だますとまでは言わないでおきますが、「すべてはお客様のため」みたいな顔をしつつ、楽とか欲にツケ込むのが(たいがいの)ビジネスです。

さも「おひとりさまでずーっと気楽に生きていけますよ」ってな雰囲気で近づいてくるけど、あとのことなんて一切考えてません。

考えてないというよりは、次はその先の、「そんな社会でズルズル過ごしちゃって困り果てた人たち」がすがりつくようなサービスをまた生み出すんでしょう。

あなたのことは考えてなくても、お金になることはトコトン考えます。

自分の選択で自分がどうなっていくのかをイメージできなければ、サービスを利用しているつもりが、気がつけば「おひとりさまサービス」に利用されるぼっち客になってしまうのです。

すべて自分のために自分一人で判断しなければならないしんどさ

実はコレが一番しんどいんじゃないかなと思うんですけど、人付き合いとか、毎日なに食べるとか、なにして過ごすとかってのを、すべて自分のためだけに判断し続けて生きていかなければならないってこと。

かんたんな話、欲に負けるじゃないですか。

基本、楽な方に行くでしょやっぱり。

一人で他人の目もなければなおさら。

この飽食の時代ですから、「やりたいけどできない」でなく「できるけどやらない」という、常に自分を律した選択を迫られるワケです。

一時の「快」は、長い目で見たらよくないことばかりです。

分かっちゃいるけどやめられない。

私自身、一人暮らしの若い頃は、インスタントラーメンばっかり食べてました。

ネガティブでインドアで表現欲のない人の一人暮らしは自分との戦いになる

ポジティブな人、アクティブな人、音楽でも文章でも映像でもなんでも、表現欲のある人なら、一人暮らしの自由をやりがいとか、自分が活き活きできる方向に持っていきやすいんですが、その逆で、ネガティブで、楽しみがインプット型かつインドア(昨今であれば、休日は一日ユーチューブだのネットフリックス見て終わるみたいな)の人だと、「欲」とか「悩み」が常につきまとう一人暮らしは向かないですよね。

煩わしくても、実家暮らしとか、なんならシェアハウスとかに踏み出してみるとか(※言ってみてかなりハードル高いなとは思いますが・・)。

「自発的でなく気が紛れたり刺激を受けやすい環境」に身を置かなければ常に自分との戦いです。

「おひとりさま」の求めるものをかんたんに叶えてくれちゃう社会だからこそ、自分に負荷をかける選択をしておかないと、先々なにかと弊害が出るだろうなと。

孤独死予備軍にならないために老後をイメージ

なんだかんだ煽るような内容になってしまいましたが、最後にもうひと煽りしておしまいにします。

とにかく老後をイメージしてみて下さい。

家族も友人もお金もなく、欲も枯れ、ただただ日々を一人きりで過ごし、今日自分が死んでも腐敗臭が漂うまで誰にも気づかれないし、気づかれたところで悼まれるどころか迷惑がられる死を迎える。

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死ぬまでの日々に絶えず渇望するのは、常々煩わしく感じてきた「人とのつながり」ではないでしょうか。

今気楽な「おひとりさま」生活をずっと続けていけば、そんな未来が待っている確率が極めて高いのです。

「子どもと同居しない高齢者の増大」「未婚者の増加」「離婚の増加」というのは、一見バラバラに思われるが、実は密接に関係している。未婚や離婚でシングルになった若者たちもやがて高齢者となるからだ。若い世代のシングルの増大は、将来のひとり暮らし高齢者の増大を意味する。今後は、配偶者との死別や離婚に加えて、「若い頃からずっと独身」が増える。未婚や離婚の拡大が止まらない以上、ひとり暮らしが日本の主流になることは避けられないのである。それは「家族」消滅の危機でもある。「家族が社会の基礎単位」という考え方も成り立たなくなり、社会への影響は計り知れない。【未来の年表 人口減少日本でこれから起きること】

【未来の年表 人口減少日本でこれから起きること】

だからなにをどうしろって、言われてすぐにできることならやってるでしょうし、実際のところ難しいですよね。

私自身、家族を失えばあっという間にそうなりかねない種類の人間ですし、打開策らしい打開策もありませんが、少なくとも、目の前の「楽」や「欲」に流されないことは大切かと思います。

あとは、自ら人とのつながりを遮断せず、できる限り人と関わらざるを得ない状況に身を置く。

そして、一人だからこそ「知ること」。

誰も教えてくれません。

教えてくれるのはグーグル様ぐらいです。

というわけで、すべて自分で決められるからこそ、最後の最後に安らかに死んでいくための選択を積み重ねることが大切になりそうです。

ではまた。

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