さてとポテト。
話題の旬は過ぎましたが、頂き女子りりちゃんの流出マニュアル。
ハッキリ言って、感心しかしません。
感心させられた分だけ、りりちゃんを褒めたくなってコレを書いているので、私はマッチャーおぢです。
まずは、誰にでも伝わりやすい表現力ですよね。
高校中退の足立区おぢにさえすんなり伝わるんですから、ハイスペックおぢにはもちろん、りりちゃんと似た境遇の女の子たちになんて、わかりみしかないんぢゃないでしょうか。
おぢの分類も見事ですし、ってゆーより、まずなにもないところから分類することがスゴいし、それがこれだけシンプルかつ的確で分かりやすいっていうね。
加えて、なんていうか、絶対におぢには見せない前提の文章にもかかわらず、おぢからしてもただ不愉快になるような表現をあんまりしてないとことか。
テイカーおぢへの蔑みってのは、みんな感じることだし、なんなら同じくやっかいそうなメンヘラおぢを治してあげようとまでしてるんですから。
ここまでまとまっちゃってる故に悪どく感じられますけど、ひとつひとつ見たら、誰しもがそんな思惑でそんなコミュニケーションとったことあるよねってな内容も多々あって、なんなら（より具体的で分かりやすい）現代日本版「人を動かす」です。
また感心するのがひとつひとつの具体例で、りりちゃん自身が自分の経験を元に道なき道を切り開いていった、血肉通いまくりのトライ＆エラーの結晶なんですよね。
1万円～3万円程度で販売してたようで、いわゆる情報商材といわれるものはもちろん、数百円の有料記事とかも私は買った経験がありませんが、この内容（でもちろん自分がその類のお金稼ぎを模索してるん）だったら全然お金払う価値ありますわ。
までも、（福袋とか）内容が分からないものにお金を払うこと自体がないので、結局私が買うことはないでしょうけども。
ってちゃんとマニュアル通りで稼げてる超優良商材やん。
具体的な内容でココがスゴいみたいのは、けっこう書かれてるっぽいので、ここからは、私は私の「おぢはこう思う！」を書いていきましょう。
一番思うのは、「コレ罪でもなくない？」ってこと。
犯罪というより対人トラブルというか、罪どころかなんなら善行というか。。
かんたんな話、お金を払っても払わなくても、ここまで精神的奉仕をしてくれる異性なんて、そうそう出会えませんって。
マニュアルにもそんなようなことは書いてあるけど、夢も希望もないおぢに生きがいを感じさせてあげて、（直接的に求めずに）そのおぢの意思による見返りをおぢから頂きしてるだけなんだから。
多分ですけど、当事者おぢからしても（全貌さえ分からなければ）、ただ残り時間を生きてるだけの自分の人生の中に「心が満たされる時間」をそれだけ与えてもらったという証でもあるワケで、被害者だと思っていない（なんなら「ずっと待ってるよ♡」って）おぢは少なからずいるんじゃないかなって。
全体としてお金のためではあるにしても、その瞬間瞬間で、りりちゃん自身も満たされる感覚みたいなのはあったと思うんです。
そういう意味では、「全部バレちゃったことがおぢたちに対する罪」ではあっても、社会的に犯罪者扱いするのは筋ちがいのような気が、私はしてるんですよね。
最終的には、「だまされた！金返せ！」って訴えてくるようなテイカーおぢを相手しちゃってたワケで、要は、りりちゃんがヘタこいたってことになるんでしょうけど。
までも、そういう紙一重のせめぎ合いを常に繰り広げながら生きてるからこそ、これだけの頂きがあったワケで、ブタ箱行きのリスクと背中合わせなのも、頂き女子の宿命ということなのでしょう。
でね、本人、誰しもがおぢの要素があって、（ホストに貢ぐだけが生きがいの）自分もおぢだって言ってるの。
なんかだから、根底に「現代社会の被害者同士」みたいなものをおぢと共有してるような。
頂き女子に至る過程（出会い系とか風俗とか）で、子どもの頃にバイ菌扱いされてた自分とセックスして喜んでくれたり、求められて満たされたとか、でそんな頃に出会ったホストが感じさせてくれた楽しさで、“人生が救われた”とまで思えたワケですよ。
こんなに楽しい経験、生まれて初めてで幸せだった。生きる意味を見つけられたとすごく気持ちが明るくなり、人生が救われた気がした
“頂き女子”はこうして生まれた…詐欺の被告「りりちゃん」独占手記 87枚に綴られた絶望からの成功と破滅まで
コレが「担当ホストをナンバーワンにする」という、りりちゃんの頂き女子としてのモチベーションの根幹。
つまりは、（おぢと同じく夢も希望もなかった）自分がされてうれしかったことを、おぢにしてあげてるってことなんですよね。
りりちゃんにとってのホストが、おぢにとってのりりちゃん。
ホストはお金ありきなんだけど、（バレなければ）お金ありきじゃないところが大発明で、ハッキリ言って、（とにかくバレなければ）おぢはりりちゃんから、「そのまま普通に生きてたらまず味わえなかったはず（えぇ偏見）の、お金ありきではないナチュラルなエモ」をしっかりたっぷり頂きしてるワケですよ。
お金で買えない価値だからこそ、お金に変えようとすればそれだけの金額になる。
りりちゃんが頂いた金額が、おぢたちの感じた価値。
単なる推し活ではない、ヒジョ～に純粋な「等価交換」じゃありませんか。
まず先に「頂けないリスク（というより頂けない前提の労力）」を背負ってのサービスから入るワケで、ただダマしてお金もらうってのともちがいますし、お金ありきのパパ活ともちがいますし。
ホント発明。
だからまぁ、とにかく「絶対にバレないこと」がその価値の担保になってるってことですよね。
いや私ね、コレ書いてる途中に、「アレ？」と思ったんです。
頂き女子の仕組みって、べつにアイドルとかと変わんなくねえか？って。
ファンにさせるのと、（バレないように）ガチ恋にさせるののちがいで、「（いても）彼氏いません」とか「（してても）恋愛禁止」とか、ウソついてファンにさせてるやん。
ウソついてファンにさせるのはよくて、ウソついてガチ恋にさせるのはダメなの？？（なんならガチ恋の方がスゴくね？？）
いろんな自分を見せて、（芸とまで呼べない程度の芸でも）歌とかドラマとか、形を変えてファンから金もらって、その金で生活してるやん？
ファン心理を利用して金稼ぐのは善で、恋愛感情を利用して金稼ぐのは悪なの？
ウソがばれてもアイドルはゴメンで済んで、りりちゃんは懲役刑なの？？
笑顔を振りまいて、歌うたって、ドラマに出て、写真集出して、とかってなんか、いろんな人なり業界なり、社会が絡んで、当たり前のシステムとして存在してるけど、単なる「コレやるからお金下さいね」っていう商売の形で、なんなら（それでいっちょ前のビジネスみたいなツラしてるだけ）悪どいし、フィクションというか、仮想現実というか、（本質として）アイドルはいい、頂き女子はダメっていう意味がよく分からんのよね。
社会のシステムなんてべつに丸々正しいもんじゃなくて、ギャンブルにしたって、競馬と賭けマージャンにどっちがいい悪いなんて、本来ないじゃないですか。
ただ国が管理してるかどうかだけで、むしろ「国が管理してるから善、してないから悪」と決めつけちゃうことの方がよっぽど危うくて、個人がお互い合意の上で自分の金を賭ける行為に国が関与してくることの方に疑問を感じるべきっつーか。
やすむおぢ目線からすれば、最初っから作り物の感情しか生まないアイドルより、りりちゃんのもたらしてくれる（バレなければ）本物の感情の価値の方がはるかに高いんですよね。
なんならあとからバレたって、その時の自分の中に湧き上がった感情自体は本物で、あとから思い返して、ジュワ～ッとしたりするんですから多分。
シンプルに言うならばですね、ここまで極端に「お金」に偏りすぎなければ、多分普通に生きてるその辺の女の子よりも、（単純にデキる人だし）思いやりのあるイイ子なんじゃないかなって、やすむおぢは思わされました。
ってこと。
きっと本人、罪を反省するというよりは、「頂き女子としての立ち回りをまちがえたこと」を反省して、次に活かそうとしてるんじゃないかと思います。
もはや、キャラが立てば「元犯罪者」も売りになって人気者になれる時代ですから、出所までの間「ハイパー頂き女子りりちゃん」構想をじっくり練り上げておいて下さい。
ってすでに獄中から準備万端のようです。
じゃ、おやすむ～！！
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