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「明るい未来」は「今」次第
「今」が大切なことは、大人よりもキミたち子どもが一番よく分かっていて、みんなはじめはそのとおりに生きています。
なぜ分かっていることを書くのかというと、大きくなるにつれ、少しずついつのまにかその気持ちを忘れていってしまうからです。
そして、子どもの頃、若い頃の「今」がなにより大切だからです。
ワクワクドキドキはもちろん、行った場所の匂いやお日様の暖かさなどなど、子どものときに味わった感覚は、大人になってもその時のままずっと心に残ります。
今やって、今感じることは、今しか手に入らないものです。
子どもの「今」は、いつでもそのときだけの「期間限定」なのです(大人の「今」のほとんどは「いつものこと」のくり返しです)。
子どものときに行った海と、大人になってから行く海は全然ちがいます。
若いときに行く旅と、歳をとってから行く旅は全然ちがいます。
同じ場所に行って同じことをしても、その瞬間のたのしさや喜びもちがえば、心に残るものの輝きもちがい、その先の人生に活きることの数もちがいます(歳をとってから旅行をしてもしょうがないってことじゃなくてね)。
ありがちだけど本当に、若いときの経験は一生の宝ものになるので、いいことでも悪いことでも、とにかくなんでもやってみて下さい。
ええ、悪いことでも、(ちょっとぐらい)危ないことでも。
その経験も、きっと「明るい未来」のためになります。
大きくなるにつれ、過ぎた過去を「今」にひっぱり出しては悔み、「将来のために」と、やりたくないことで貴重な「今」を埋め尽くすようになりがちです。
「明るい未来」になるどうかは、今をどう生きるか次第。
あんまりよけいなことを考えずに、目の前の「今」に夢中になって、悪いことでもいいことでも、やりたいことをやりまくりましょう。
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