21.おわりに(本文&ブログ記事としてのまとめ)

前項はこちら▼

おわりに(本の内容全文)

こんなにたくさん「伝えておきたいこと」があったんだと、自分でも驚いています。

「みんなの常識」とちがうこともたくさん書いたので、半信半疑な部分も多いでしょうが、本当に本当のことは誰にも分りません(私にだって分かりません。さらにこの本の場合、普通に「オジさんのカンちがい」が混じっていることもありそうだしね)。

「知らないこと」は知らないままの方がしあわせかもしれません。

ただ、「分からないこと」は、一度は調べたり考えたりした方がいいです。

いろんなアレコレを考えずに、好きなことに夢中になって過ごせるのが理想だけど、今の時代はそのために考えなきゃならないことが増えすぎました。

この本は、「そのとおりにすればいい」というマニュアルではなく、自分なりに考えて行動して、自分の人生をたのしく生きるためのお手伝いになればいいなってぐらいのものです。

キミたちの成長にともなって、なにかしら新たな発見があると思うので、本棚の見えるところに置いといて、たまには読み返してくれたらとてもうれしいです。

とはいえ、読んで知ることより一番は自分自身の体験。

イヤなことやムダのように思えることでも、経験にムダはありません。

むしろ、ムダな(ように思える)経験をしたからこそ心から理解できる「やってみなければ分からないこと」がたくさんあります。

最後の最後にちょっとだけ難しそうなことを言うと、あらゆるものごとにおいて大切なのは、「本質(ほんしつ)」です。

「これがこうなった」という目の前の現実から、まず「これがこうなったのはなぜか」を考えられると、ひとつひとつのできごとだけに振り回されずに、いろんなモノゴトで、より正しい判断ができるようになると思います。

「こういうときにこうなりやすい」など、人間の本能的な部分を知っておくと、さらに本質的な理解がしやすくなります。

見えている現実から「見えない根っこ」を想像しましょう。

目の前だけを見ると、「長い目で見る」ことができなくなりがちです。

迷ったときは、「それを当たり前にするとこの先どうなっていくのか」を、落ち着いて考えてみましょう。

そんなところで、ではではどうかぜひ自分なりの「たのしい生きかた」を身につけて、自分だけの経験がたくさんつまった、たのしい人生を送って下さいネ!

おわり

おわりに(ブログ記事としてのまとめ)

さてさて、淡々とアップし終わりまして、それも踏まえた上でのあとがきでも書いとこかなと思ったままになってました。

実はコレ、製本まで終えた当初に、(勢いで)とあるインフルエンサー的な方に紹介をお願いしたりもしたんですけども、残念ながらそれは叶わず、こうして細々とこのブログにアップするのみで、多くの人の目に止まらずってなことに落ち着いてる次第です。

でもですね、こんな無名ブログにアップしただけなのに、(おそらく)見ず知らずのどなたかお二方からご購入頂けたんですわ。

やすむ
やすむ

ありゃーッス!!

報われましたよ。

お役に立てることを願うばかりです。

まーホント、私個人としては形にできたことに意義がある(と思える)のでいいっちゃいいんですけど、客観的に見てマジでもったいないなとはやっぱり思うんですよね。

なにが重要って、こんな内容を「他者の言葉」として子育てに利用できるって、そうそうないんですよ。

あんまり自分で解説しすぎるのも野暮ですけど、一番の肝としては、知っておくべき根幹である(メディアが伝えず多くの人が信じることのできない)「陰謀論的な世の中の仕組み」を、社会常識という名の偏見の少ない子どものうちに、断定せず陰謀論的な言い回しなしで伝えていることと、そんな世の中を生きるために必要であろうことを、併せて本質ベースでやんわり書いてあること。

コロナが終われば役に立たないようなもんではなく、少なくとも今の世の仕組みが維持され続ける限りは、(あくまで本質的な)対策として有用なものであり続ける自負ぐらいはあります。

なによりそれがまとまった「本」になってて、(読み手にとって)「他者の言葉」であることがホントに重要なの。

そんな本どこ探したってないんですから。

ハイ、野暮おしまい。

子どもはどっかの時期から(ずっとではないにしても)、親の言葉や親からの働きかけに拒否反応を示すようになります。

そこまであからさまでなくとも、大きく言えば反抗期みたいなものかもしれません。

たとえ社会的にすべてを兼ね備えた親の、100%の正論でも、我が子にとってだけは不正解みたいな(エリートの息子が引きこもりとかよくあるでしょ)。

それが高校中退のビルの受付係の言葉ならなおさらです。

反面、友だちのお母さんとか、旅先の見ず知らずのおじさんの言うことなんかは、やけにすんなり受け入れたり。

かんたんな話、意図や計算を瞬時に嗅ぎ分けるというか、恥ずかしながら親がそういう子育てをしてきた証みたいなもんですよね(つっても、どんだけ完璧な子育てしたって、まずまちがいなくそんな時期はきっと来ますから)。

なので、実際私は、まず自分の子どものためにコレ書きましたけども、親父が書いているという現実ありきでして、上の子(小6娘)にとっては(おそらく)いつも言ってることの延長みたいな受け止め方以上のものにはなっておらず、下の子(小2息子)に至っては多分まだ読んでません。

そんなんも踏まえて、「他者の言葉」としてコレが使えるってうらやましいな~って思っちゃうワケです。

あともう一個あるのは、単純な話、子どもがコレ読んで内容理解したら、今の世の中で100人に一人もいない「気づいてる人」が後世に少なくとも一人増えるってことになるんですよ。

しかも自分の身近に。

地道だけど着実だし頼もしくないですか??

不毛ないさかいとかなく気づいてる人が増えるの。

とかそんなん考え出すと、もうちょい届けるべき人に届けたいよな~なんてのはやっぱり思うんですがね。。

まぁしかし、あんまりこんなん言ってても私個人の不満になっていっちゃうので、この辺にしときましょうか。

てなことで、次は低学年向けの方を順次アップしていきます。

じゃ、おやすむ~!!

▼本でのご購入できます。

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