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さー、なんかいちいち言い訳したくなりますが、サクサク行きましょう!
「本当かウソか」を見極めるためには
本当のことを知る手がかりは「本」や「インターネット」にあることが多いです。
なにも難しい本でなくても、マンガにだってヒントはたくさんあります。
キミたちも好きな「進撃の巨人」なんて、設定を変えて世の中の真実や人間の本質を表現しているといってもいいでしょう。
それを感じとれるかどうかです。
情報を知るためであれば、「そのできごとを詳しく調べた人が書いた本」、「そのできごとの当事者が書いた本」、「そのできごとに批判的(または肯定的)な本」、など、少なくとも同じテーマで(著者のちがう)二冊は読んだ方がいいです。
たとえすべて正しいことを書いているように思えても、一人の人間の意見だけでなにかを判断するのは危ういことです(「教科書に書いてあるから正しい」とかね)。
ネット検索は「ちょっと深いとこまで」調べるようにしましょう。
最初の方に出てくる情報は、だいたいテレビと同じような「人をコントロールするため」の情報が多いので、本と同じように、少なくともふたつの意見が出てくるまでは調べてみて下さい。
これを書いている今現在は、「ちょっと深いとこまで」調べる意思さえあれば、真実らしき情報にたどり着くことはできますが、この先もそういう(誰かに都合の悪そうな)情報がずっとネット上に残っているとは限りません。
ネットの情報は、消えたり変わったり日々更新されるので、気になったらテキストファイルにしたり、スクリーンショット(パソコンやスマホの画面を画像として撮影すること)を撮ったり、プリントアウトしたり、いつでもその情報を見直せるように保存しておいた方がいいです(やり方は自分で調べましょう)。
検索したキーワードの情報が出てくるか出てこないか、どの情報が何番目に出てくるかなどは、グーグルなどの検索エンジンを運営する企業がおおよそコントロールできます。
そして、なぜそうしているのか、会社の都合なのか、誰かに頼まれてそうしているのかなどは、我々ユーザーに公開されません。
そういうことを知ってる知らないか、気にするか気にしないか。
「検閲(けんえつ)」、「言論統制(げんろんとうせい)」、「プロパガンダ」などの言葉の意味や歴史を調べてみると、そういうことが実際に行われてきたという事実、どんな人や組織がどんな目的でそういうことをするのか、気づかないうちに自分たちがコントロールされていること、今もそうであることなどが、(そういう視点で世の中を眺めると)徐々に分かってきます。
自分たちが日々目にするものが、偶然なのか誰かの意図なのか。
これからの時代を生きていくキミたちの方が、きっと若いうちから正しい選択ができるようになるはず。
おかしいなと思ったら、どんな方法でもいいので、自分の気持ちや考えを表明しましょう(声を上げない人の思うようにはならないのが世の中です。学校でも家でもそうでしょ?)。
なんでも言うとおりにしない方がいいです。
みんなのためでなく、誰かの都合で作られるルールもあります。
なによりまずは自分の「?」で動きましょう。
自分を信じるために、いろんなことを知っていろんなことを考えましょう。
ただ「みんなと同じ」を選ぶのと、「自分で考えて決める」のは、同じ答えを選んだとしても、まったくちがうことです。
「自分自身が100%正しい」こともありませんが。
本であることが肝ですんで、購入できます(私の利益はゼロ円だと何度でも言いましょう)。
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