ぎっくり腰が「魔女の一撃」と呼ばれるようになったもうひとつの理由【人生初ぎっくり腰に鍼治療】

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 人生とは面白いものである。

ほんの数日前に、代謝さえ上げればもう怖いものなし!ぐらいの勢いでブログを更新していた男に「魔女の一撃」が襲った。

おとといの夜の風呂に魔女はいた。

私は魔女の待ち伏せる浴室に入り、風呂イスに腰かける。

やすむ
やすむ

ケンコー元気で絶好調~♪

いつものようにオリジナル健康ソングを口ずさみながらシャワーに手を伸ばしたその時!

魔女が私に忍び寄り、一撃を振り降ろした。

ピキーンともズキーンともいわずに、ただ固まった私がここにいる。

これがぎっくり腰であることも理解できないまま、固まること五秒。

そっと体を動してみる。

心身ともにえらく抵抗を感じるがどうにか動かせる。

恐る恐る辺りを見回すも、そこに魔女の姿はなかった。

鈍い痛みと恐怖心で動かせない体を動かし、ぎこちなく一連の風呂ルーティーンを済ませて風呂から出る。

体を拭き、髪を乾かし、漆黒のボクサーブリーフを履こうと右足を上げたその瞬間!

会心の二撃目が無防備な私を襲った。

魔女はまだそこにいたのだ。

私はよろめき、脱ぎ捨てられた自分の洗濯物になかば埋もれるような形のまま、二十秒固まった。

二十秒は経っただろうか、より一層動かしづらくなった体をなんとか操り辺りを見回すも、魔女の姿はない。

履きかけのパンツもそのままに、息も絶え絶え脱衣場の扉を開き、妻に伝える。

「魔、魔女に、、じゃない、ぎっくり腰になったみたい・・・」

「ン?大丈夫??」

心配そうに私を見つめる妻の瞳の中で、魔女がニヤリと笑った。

~ Fin ~

 

というワケで、いやはや参りましたね。

ぎっくり腰ですよ。

慢性症状なら掃いて捨てるほど抱えてる私ですけども、ここにきてのぎっくり腰とは。

まぁ慢性の積み重ねの急性腰痛ってことなんでしょうが。

にしても、なんとなく下に見てたっつーかね。

「アタタタ」ぐらいで済むんだからいいよなって。

それがですね、「アタタタタタタタタタタ」ぐらい。

いや、「アータタタタタタタタタタタタタタッ!アタァッ!!」って、もうケンシロウですよ。

立っても座っても寝ても、なんかずーっとズンズン痛いの。

受付はいればそれでいいので(どんな状態であれ人間がそこにいることに価値がある、ってそう、こんな私にだって価値があるのである!)仕事は休んでませんけど、昨日は「真冬のインフル出勤」に次ぐツラさでしたわ。

悶えに悶えながら調べたところ、ほっといても治るっちゃあ治るものではあるらしいんですが、思いのほか痛みがツラく、どうやら鍼がなかなかよさそうだったので、仕事帰りに鍼を予約。

数年前にちょっと通った鬼のように太い鍼を打つ鍼灸院はなくなっていて、その近くのとこにしました。

 ズンズン一番ツラかった昨日の仕事中が8とすると、鍼を打ったすぐあとから6ぐらいにはなりましたね。

がしかし、朝になって支度をしてたら7ぐらいまでぶり返してきて、今は6から5を行ったりきたりぐらいな感じで、まだけっこうツラいですわ。

※2020.12.21追記 その後もう一回行って3~4ぐらいまで落ち着き、そこからは日毎に自然治癒して、トータル10日ほどで治りました。

ぎっくりさせられた原因については様々複合的なものでしょうが、大きなきっかけはおそらく「冷え」です。

ここのところ朝晩は特に寒くなってきまして、「限りなく屋外に近い屋内」でおなじみのビルの受付ですから、季節の変わり目の寒暖差が、忍び寄る老いや、座りっぱなし、はたまた代謝アップ作戦のスクワットの急なやり過ぎなどと相まって、一撃ブチ込まれたんだろうなというのが、私の見立てであります。

ひとまずしっかり治して、またあの頃のようにスクワットに勤しみたいと思います。

ちなみに、今回行ったとこで極太鍼の鍼灸院について聞いてみたところ、銀座に打って出て(鍼だけに!)撃沈し、地元の大阪に帰ったようだという鍼灸界隈の風の噂を聞いたとのことです。

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