10.「なりたい自分」は最強のスイッチ【たのしく生きよう 2022 高学年~若者向け】

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「なりたい自分」は最強のスイッチ

「〇〇がしたい」で自分の願いや目標を決めてしまうと、どうしても「ゲームしたい」とか「お菓子食べたい」とか、目の前の欲求を求めてしまいます。

「お金がほしい」も同じですね。

願いや目標を決めるときは、「どんな自分になりたいか」を想像してみましょう。

ゲームがしたいからって、背中を丸めて目を細めて、ジーッとテレビやスマホの画面を見つめる自分になりたいですか?

好きなだけお菓子を食べて太ったり、できものができたり具合が悪くなったり、原因の分からない病気で苦しんで早死にする自分になりたいですか?

お金のためにやりたくないことをやらされて、毎日働いて眠るだけの自分になりたいですか?

おっとっと、おどかしすぎましたね!

でも、私は今の世の中を見ていて、「やりたくないことをやらされて生きている(ように見える)人」が昔より増えた気がしています。

大人も子どももです。

なんの気なしにラクや欲に流されるまま過ごした結果が、ソレなんじゃないかなって。

今みたいな誘惑だらけの世の中で自制心を保ち続けるのはとても難しいことですが、目の前のラクや欲のままに生きれば、そのラクや欲と引き換えに人生の大半の時間をガマンして過ごすことなりかねません。

「ただでさえ少ないお給料をラクや欲に吸いとられ、そのお金を稼ぐために働く毎日」なんて夢も希望もない・・・。

そうならないためにも、仕事が「お金のためのガマン」でなく、「やりたいからやる」になってると、やっぱりいいですよね。

とにかくなににせよ「なりたい自分」は、「目の前の欲に負けないスイッチ」になり、(ガマンではなく)「こうなりたい(なりたくない!でも)」という、自分の意志の力でそのスイッチを押せるようになります。 誘惑に負けそうになったら「なりたい自分」をイメージしましょう。

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