どうも、2019年後厄です!
つまり昭和52年、巳年生まれ、数え年(0歳を1歳として数え、1月1日に1歳年をとる)で今年43歳の妻子ありの男、ビルの受付係林やすむ[@hayashiyasumu]です。
※神社が「厄払い」でお寺が「厄除け」ということ以外、払われる側の目的に大差はなく(払う側の決めごとはコマゴマあり)、私が行ったのは神社、つまり厄払いだったので「厄払い」で統一します。
〈前置き1〉 厄払いは気持ちの問題
昨年、つまり前厄の厄払いは行ってません。
なぜって、全然気にしてなかったというか、自分が前厄であるという情報が自分の中になく、外からも入ってこなかったってだけです。
前厄を踏まえて思い返してみれば、「前厄っぽいわ~」って出来事もあったような気もするし、でも自分も自分のまわりにも大ごとはなかったかなとも思うし、ってな感じ。
でなんで今年、本厄の厄払いは行ったのか。
私が今年本厄であるという情報をゲットしてしまったからです。。
のんびりお正月を過ごしていた毛のある私に、毛のない兄が言いました。
「お前今年本厄じゃないの?」
そんな情報が入ってしまったからには動くしかありません。
やはり間違いない。
【2018年の本厄・男性】・・・昭和52年生まれ、巳年、数え年で42歳。
〈前置き2〉 知ったとたんに降りかかる厄
知りすぎた私に、厄は容赦なく降りかかりました。
本厄情報をゲットして10日足らずのうちに、インフルエンザに感染し40℃の発熱。
「なるべく休まないでね」という社長との口約束で給料を上乗せしてもらっている都合上、(会社判断で)インフルエンザを隠して出勤。
追い打ちをかけるように、ストーブ故障、連日の大寒波、とどめの大雪!
私の働くビルの受付カウンターは、建物内ではあるもののエアコンはなく、目の前のガラス扉の向こうは外(&陽が差さない)という環境。
ストーブは冬の受付の命綱であり、そのストーブで一日かけて気温をひとケタからふたケタに乗せてどこまで伸ばせるかという、平昌冬季オリンピックさながらのせめぎ合いが繰り返されているのである。
そんな中でのこのたたみかけは、まさに致命的といえるものでした。
さあ、払うしかないでしょ!
ないでしょ!
〈ここから本題〉 いつ行くの?いろんな説がある「タイミング」
結論から言うと、
行きたいと 思った時が 払い時
ということで、詠みましたね。
行ってはいけない時期というのはありませんが、説がいろいろあります。
パターンとしては、
- お正月に初詣と一緒に
- 節分を基準にその翌日、つまり2月4日
- 旧暦の新年(毎年変わる!ちなみに2018年は2月16日)
主にこの3パターン。
どれでもいいと思います。
が、私は2番目の2月4日に行きました。
理由は、初詣の時ってのは、いかにも現代人の都合に神社サイドが合わせにきたっぽいという1番への疑念と、毎年基準となる日が変わってそれを守らなきゃご利益がないなんて、初穂料(はつほりょう。厄払いの料金)を払ってお願いしている庶民に対して神のすることじゃなくね?!という3番への疑念からです(※神はそれぐらいキビしいという説もあるようです。説がいろいろありすぎて、気にしすぎると身動きがとれなくなります)。
結果、バランスをとって2番になりました。
それから、厄年というのは、そらぁ “年” ですからその年一年のことで、厄払いはその一年の厄を払います。
そうすると、どのパターンにしても新年から2月あたりまでが一年の区切りでして、秋口から暮れに行くのはちょっとコスパがよろしくないといえます。
いや、もしかしたら、その分厄払い効果がその数ヶ月に凝縮されるかもしれません。
厄払いの申し込みが少なくなりだす頃に「厄払い効果10倍!」
なんつって神社が売り込みかけだしたらイヤですね!
そーですね!!
初穂料(はつほりょう。厄払いの料金)はいくら?
これも結論から、
払おうと 思った額が いい額だ
となります。
だいたい「¥5,000から」ぐらいな感じ。
それでいいと思います。
が、私は¥8,000にしました。
理由は、前厄と本厄と後厄があって、本厄が一番キツいのに均一料金っておかしくね?という疑念と、自分が¥5,000、妻、娘、息子が各¥1,000で合計¥8,000という(¥10,000は出せないなという本音を隠すための)自発的なこじつけと、ちょっとでも多く厄を払ってほしいというあさましい心、そして見栄が複雑に入り交じった感情からです。
評判の神社やお寺のほうがいいの?
詠みます。
近所のが イヤだったらば デカいとこ
そういうことです。
近所でなじみのあるところでいいというのが定説(©グル高橋)です。
それでいいと思います。
サイババの勝手なんですよ。(※こちらもグル高橋です。シャクティパットです。神様とかそんな内容のところにインチキ臭いの入れ込んでゴメンなさい。どうしても言いたくなっちゃって。。なんかずいぶん前に出所してるらしいですよ。)
が、私は2番めに近いデカ目の神社にしました。
理由は、一番近い神社で娘の七五三のご祈祷をしてもらった時に、ご祈祷の人がなんとなく2番手っぽいオバさんで、足取りや所作もぎこちなく、声も小さかったことによる疑念と、次に近いデカ目の神社の評判がよかったからです。
服装はスーツ?Tシャツ?どうすりゃいい?!
ふだん着と スーツのオヤジ 並んだら どっちの厄が 払いたいかな
良くも悪くも多様化が受け入れられ始めている今の世の中、Tシャツ短パンだから断られるってこともないと思います。
なので、それでいいと思います。
が、私はスーツで行きました。
ここまでで、カンの鋭いあなたなら気がついているはずです。
初詣と一緒でいい。
一番安い金額でいい。
近所の神社でいい。
全ての選択で、そのあとに「ホントは○○の方がいいけどね!」
という付け足しの神の声が聞こえてはきませんか?
え?!聞こえない?!
私には聞こえます!!
ええ、神の声が!!
・
・
・
失礼、取り乱しました。
とにかくなんとなく、時代に合わせた神の歩み寄りを感じるワケです。
なので、だったらこっちだって歩み寄ろうかな、というのが私の選択結果です。
いっぺん神社に電話してみよう!
ここまで読み進めてだいたいのことは解決したでしょうが、さらなる疑問や疑念も湧いたかもしれません。
ググりだすのもいいですが・・・
行きたい神社やお寺をひとつふたつ見つくろって、まずは電話してみましょう。
ええ、私はしました。
「いつがいい?どんな決まり?」→「近年は初詣と一緒にする方が多いです。こちらでは節分を区切りに、2月4日を旧暦の新年としています」
「家族も一緒でいい?」→「はい。申し込みはご本人様お一人で、ご家族も一緒にお払い頂けます」
などなど、ヒジョーに丁寧に的確に説明をしてもらえたことで、とっても気持ちよく払ってもらえました。
その神社やお寺によって、いろいろ考え方が違ったりするので、スマホでペラペラ調べるより直接聞くのが一番いいです。
改めて、厄払いは気持ちの問題
さてさてこのように、払うとなると気になることがいっぱい出てくるとは思いますが、一番大切なのは気持ち
です。
全部ちゃんとしなきゃ厄が払われないなんてことはないでしょうし、こんなこと言っちゃアレかもしれませんが、厄が払われたかどうかなんて誰にも分からないワケです。
そこで大切なものが、太古の昔から現代まで残されてきた言い伝えを信じる心です。
“気持ち” って言ってきたけど “心” にした方がスマートな気がしたので今変えました。
そう、信ずる心。
厄払いをするかしないかでなく、そこに信ずる心
を持てた時、あなたの厄はもはや払われていると言っても過言ではないでしょう!!
バイナラーッ!!
コメント